「植物はすごい」を読む

 立ち寄った書店で、植物関連の新書が平積みになっていたので購入。買ったのは、中公新書の「植物はすごい」。ざっと読んでみると、ナナフシの食草栽培に役立つ記述がいくつかあった。

たとえば、
・接木(つぎき)で一本になった株は根が台木の性質をもつ(24ページ)。

  → 水耕栽培に適した植物の根に、ナナフシの好む食草を接いでみてはどうか。バラ科の植物はナナフシの好物だし接木にも適しているので、バラ科の植物同士で試してみよう。水耕栽培向きのバラ科の植物は何だろうか。

・昼間のまぶしい太陽の光(約10万ルクス)は、多くの植物にとっては強すぎる。多くの植物が光合成で使いこなせる太陽の光は、2.5万〜3万ルクス(136ページ)。

  → ワタシの栽培水槽内は、昼光タイプのLED電球で照らすと1万〜1.5万ルクスなので、決して悪くない値だ。現状の、昼は窓辺の日差しを当て、朝夕にLED照光を数時間行う方法を続けてよいだろう。実際、食草の発育もまずまずである。

 いろいろと勉強になった。同じ著者の「雑草のはなし」という本も読んでみようかな。

植物はすごい - 生き残りをかけたしくみと工夫 (中公新書) 気軽に読める新書。植物のすごい能力が沢山紹介されています。