仕事帰りに、福井市内の山を散策してみた。今回の目的は、野生のヤツデの観察を行うこと。ナナフシを飼うまで野山のヤツデには全く気付かなかったが、注意して探してみると、結構たくさんのヤツデが生えているものだ。早春の緑の少ない山中で大きな葉を茂らせているので、かなり目立ちます。
実を付けているヤツデもあった。実は春に黒く熟すそうだ。ヤツデは種からでも挿し木でも増やすことができるという。
まばらに生えているクサイチゴも発見。早春に葉を茂らせているところをみると、おそらく落葉せずに冬を越したのだろう。調べてみると、クサイチゴは落葉植物とされているが、落葉しないことも多いという。冬のナナフシ食草として用いることができそうだ。次の冬のために記憶にとどめておこう。