ツユクサもトゲナナフシの食草として使えるらしい。これは、nanahushiさんのwebページ「ナナフシの森」で仕入れた知識。そろそろツユクサが生えてくる時期だろうと思ったので、先日ヘビイチゴの観察をしたときに、ツユクサ探索も行ってみた。すると、ヘビイチゴの群落の近くにツユクサらしげな植物を見つけた。
ツユクサに最後に触れたのは子供のときで、もう30年以上前になるが確かこんな感じの葉っぱだったと思う。花が咲くまで確定的なことはいえないが、ひとまずツユクサということにしておこう。とりあえずトゲナナフシに与えてみたところ、サクサクとおいしそうに食べ始めた。葉質が柔らかいのでとても食べやすそうだ。
ツユクサについて少し調べておこう。ツユクサは、ツユクサ科ツユクサ属の1年草。背の高さは20〜50cmと低め。葉の根元は鞘状になって茎を包む。繁殖力旺盛であたりを覆い尽ようにひろがっていく。このとき、枝分かれする茎の節々から次々と根を出していく。
ツユクサは、6月〜9月の数か月にわたって次々と花を咲かせるとのことだ。本当にツユクサなのか花が咲くまで追跡してみます。ツユクサと判明した場合、種を採っておけば、ナナフシ飼育に活かせそうである。
柳宗民の雑草ノオト (ちくま学芸文庫): ツユクサやヘビイチゴについての記載があります。