ミニトマトのベランダ水耕栽培

 ベランダで水耕栽培しているミニトマトの実が赤く色づいてきた。収穫時期がいまひとつ分からないのだが、ためしに食べてみることにした。
  
・・・うーん、かなり酸っぱい。まだ収穫には少し早かったかな。自作の水耕栽培システム「ハッピー2.0号」で育てているミニトマトは、ぐんぐんと発育していて、すでにベランダの天井の高さに達している。花が次々と咲いているので、これからもたくさん実を付けてくれるだろう。

 初収穫を記念して、栽培の経過を記録しておこう。
 
 4月下旬にミニトマトの種を購入。シュガーランプという種類。
 
 15mm角程度の小さなロックウールに種をまいたところ、1週間以内に発芽。
 元気のよさそうな苗を大きめのロックウールに埋め込んだ。
 
 写真上の右端が6月1日のミニトマト
 このときはハッピー1.0号で、ナナフシ食草のモミジイチゴ・クサイチゴなどと共に栽培。その後、ハッピー2.0号へ植え替え。なお、モミジイチゴ・クサイチゴは、ベランダ水耕をすでに中止した(*1)。  
 
 6月6日に蕾を確認。実が色づくまでに50日近く要した計算になる。
 種の袋書きには、「開花後35日ぐらいで色づきます」と書かれている。 
  
 7月下旬現在の様子。天井にまで達する勢いの成長。
 葉が茂りすぎて見苦しいと家族に言われ、一度かなりの剪定を受けている。

 *1:培養液の消費が1日5Lにもなってしまったので、栽培種をミニトマト・シソ・バジルだけにした。また、モミジイチゴとクサイチゴはプランター栽培と水耕栽培で成長にあまり差がなかった。

追記(2013/10/25):結局、ここまでミニトマトは順調に育ったのだが、その後、根元から枯れ始めてしまった。根腐れを起こしたようだ。収穫した実は、悲しくも2房だけ。根腐れを起こした原因を考えてみる。

・乾電池式エアーポンプ708Bの送気量に対して、10Lの培養液が多すぎた。
・青ジソも同時に水耕栽培していた。
・急な仕事などで培養液の補充が遅れたことが根に障害を与えた。
・今年の夏が暑すぎた。
・剪定をほとんどおこなわず自由に成長させすぎた。
   枯れたトマトと根腐れ

 乾電池式エアーポンプの送気量は少ないので、もう少し工夫が必要だろう。もし来年再トライするなら次のようにしてみよう。
ミニトマトだけを、3-5Lの培養液で栽培。
・剪定・脇芽取りを行い、サイズが大きくなりすぎないようにする。
・長期不在でも培養液が不足しないように、補充タンクを作成する。