イカ釣り2013

 毎年恒例となった職場同僚とのイカ釣り。14人で一隻の船をチャーターして、いざ越前海岸へ。越前海岸は、海岸線の間際まで山が迫っているのが特徴だ。19時ごろより集魚灯で海面を照らしながら釣りを開始。
  
 今年は、マイカが豊漁のようで、次々とマイカを釣り上げることができた。エギという疑似餌にマイカが絡むと、ググッという振動(アタリ)が竿に伝わってくる。マイカのアタリがはっきりと分かるようになったのは、3年続けて釣りに参加して経験値が上がったためだろうか。釣果は、2時間半で27匹。
  
 釣ったマイカは、持参した沖漬けの汁に3匹を投入。残りのマイカは塩氷水に入れて自宅へ持ち帰った。自宅では、夜遅くに家人が処理をして冷凍保存してくれた。ワタシはといえば手伝いもせずに、疲れて寝入ってしまった。本当にすまぬ。
  
 翌日は朝から、マイカの刺身だ。なんといっても量がたっぷりあるので、半分には水耕栽培の青ジソを混ぜてみた。マイカの身は、ねっとりと歯にからむような弾力があって、かすかな甘みがある。マイカのゲソは、キャベツと共にバター炒めにした。加熱することによって甘みが増し、キャベツのうまみと相まって、実に美味しい。今回、ハラペーニョピクルスを刻んだものを辛みとして加えてみたのだが、これが非常によくマッチした。

【来年に向けてのマイカ釣り覚書き】
・マイカは基本的に海の底で釣る。海底におもりをトンと付けてからツーッと竿を持ち上げる。ツーッ・トンを繰り返す。ちなみに今回は水深37m。
・8月上旬のマイカは身が柔らかいので、強く合わせすぎないほうがよいらしい。
・おもりを海底に下すときは、指をスプールに当てて回転速度を調整しないと、糸が絡まってしまう。
・エギの鋭い針の扱いに注意。指に刺さってとても痛かった。
・マイカの口の辺りを掴むと噛まれることがある。とても痛かった。
・釣ったイカは真水ではなく、塩水に入れたほうが良い。海水の塩分濃度は3-4%。2Lのミネラルウォーター2本に対し、120gの塩。
・持参した味付け半熟煮卵が好評。つけ汁は、醤油2・みりん1・ラカント(液状)1の割合。

SO スライスハラペーニョペッパー 540gハラペーニョはタバスコの原料にもなる青トウガラシ。豆腐に乗せて食べるのもGOOD。