マメコガネ幼虫、誕生しました!

マメコガネの産卵を8月下旬に確認しました。(→ やっぱり小さい、マメコのたまご)孵化しているか気になるので、調べてみることにしました。

 

さっそく出てきました、初令幼虫。5mmに満たない大きさです。

 

卵も次々も見つかりました。産卵エリアの深い場所にバラバラに産み付けれれていました。最終的に初令幼虫12匹、卵14個を発見。

 

幼虫、卵は3通りの方法で飼育してみます。(1)ねこ草(オーツ麦)、西洋芝を植えた土(2)カブマット

ねこ草、西洋芝の準備方法は次回書く予定。

黄金の夏の終わり

8月末から9月初めの2週間の自然ランニング記録です。河原→山道へと走りました。気づいたことは、コガネムシの仲間がいなくなったことです。河原のアオドウガネは、8月末にはわずか、9月には見当たらず。河原のマメコガネは8月末には確認できず。山中のカナブンも8月末にはみつからず。

 

代わりにキリギリスの仲間がみられるようになりました。山中で見つけたのは、セスジツユムシ(?)。

そして、アシグロツユムシ(?)。種類が合っているかは自信なしです。

 

路傍の花に蝶が飛来しています。

 

写真に撮って初めてきづいたのですが、花に止まっているいる蝶ってほんとに鮮やかですね。蝶も名前は、いつか調べます。

 

シロゾウさんの卵を得る方法

プラケでシロゾウを飼う方法、第2弾は採卵法です。

 

シロゾウ(シロコブゾウムシ)さんは、放っておいてもエサのクズの葉や、床材の紙ナプキンの端を折りたたんで中に卵を産み付けます。ですが、クズの葉や紙はカビが生えることがあるので、現在は写真のように不織布を使っています。少し黄色く見えているのがすべて卵です。

 

折りたたまれた布の端を開いてみると、卵が現れます。

 

制作方法は、不織布を折りたたんで、磁石でプラケの側面に固定するだけ。

 

毎週、回収して200mlプラカップ(孵化ケース)に移します。

 

2週間もすると小さな幼虫が生まれてきます。

 

体長2mm弱でしょうか。

と、ここまでは簡単なのですが、その後がうまくいきません。どうやって幼虫を育てるかが今後の課題です。

イモさん、なぜチミがそこにいるのか?

毎週末の自然観察ランニングの記録です。今回は、驚いた出会いがありました。朝5時に自宅を出て、市内の川沿いの遊歩道を走っていると・・・

 

路上に小さな黒っぽい生き物がいます。細長いしっぽが見えたので、ニホントカゲカナヘビさんかと思ったのですが・・・

 

近づいてみると、なんとイモリでした!な、なんでチミがここに居るんだ。チミは水の中に住むべき生き物だろうに。ここは川からずいぶん離れているし、道は完全に乾燥しているぞ。

 

眼を凝らしてみても、やはりイモさん。つんつん突いてみるとちゃんと動くので死んでいるわけではありません。ひっくり返してみるとお腹が赤くて、間違いなくイモリ(アカハライモリ)。

 

しかし、なんでこんなところに???

勝手ながら仮説たてさせていただきます!

イモさん、雨が降った時に川から陸に上がってきて、ミミズなどのエサを探していたのではないでしょうか。そして、思いがけず遊歩道にでてしまって途方にくれていたとか。

昨夜はしばらく雨が降っていたので、両生類のアカハライモリは地上に出やすかったはずです。また、雨の後にはミミズが地表によくみられます。実際、ミミズの死骸が近くの路上でみられました。

これは大発見とおもったのですが、帰宅して「イモリ」「地上」で検索してみると、イモさんは基本的に水中で生活しているものの、地上にでることもまれにあるみたいですね。イモリは水中生活者と思い込んでいました。確かに、カエルと同じ両生類ですから、地上にでてもおかしくはなさそうです。

 

 

ところで、イモさんは、川の近くにそっと戻してあげました。

 

プラケでシロゾウを飼う方法

我が家のシロゾウさん(シロコブゾウムシ)です。現在4匹を飼育中。どうやって飼っているかを紹介します。

 

飼育ケースは中プラケを立てたもの。

 

エサはクズの葉。長い柄の根元をポキッと折ると簡単に切り離せます。

 

柄を水を入れたペットボトルに縦に立てて入れています。水はなるべく高い位置まで入れたほうがサイフォンの原理が働くのではないかと思ってギリギリまで入れています。転倒防止のためにマグネットでプラケ側面に固定(矢印)。

 

ペットボトルの栓をしているキッチンペーパーは、給水場にもなります。念のため床にも濡らしたキッチンペーパーを置くと安心ですね。ときどきシロゾウさんが水を飲んでます。

 

やっぱり小さい、マメコのたまご

1㎝くらいの小さなコガネムシマメコガネ。拡大した写真でみると、結構美しい姿をしていますね。このマメコガネ、7月上旬から飼っているのですが、1か月ほど経っても産卵してくれませんでした。

 

最初は、飼育ケースの一角に産卵エリア(カブマットを詰めたプラカップ)を設けていました。しかし、この方法では卵を得られず。もしかしたら、生きた植物の根を入れたら産卵促進されるかなと、産卵エリアにイネ科植物の種をまいてみました。

 

蒔いたのは、余っていたライムギの種です。発芽して2週間くらい経ったので、産卵確認をしてみることにしました。


産卵エリアのカブマットを掘り起こしてみると・・・小さな卵を発見。大きさは1.5mmくらい。ずいぶんと小さい卵です。

卵はライムギの苗と一緒に埋め戻しておきました。2週間くらいしたら孵化の確認をしてみたいと思います。