水耕栽培

電池式エアーポンプを用いたベランダ水耕栽培

先日書いたように、ワタシの住んでいるアパートのベランダには電源がない。このような状況で、ベランダでエアポンプを用いた水耕栽培を行うにはどうしたらよいか。まず考えられるのは、電池あるいは充電可能なバッテリーを用いて、エアポンプを作動させる方…

ベランダ水耕栽培における電源問題を考える

やっと春になったので、ベランダでナナフシ食草の水耕栽培を行いたくなってきた。先日書いたように、水耕栽培ではエアレーションをして根に酸素を送ってやることで、植物の成長が早くなる。だが、ここで大きな問題が持ち上がった・・・ワタシの住むアパート…

ナナフシ愛好家のための水耕栽培入門(3):pH(ペーハー)

先日、ラズベリーの苗を購入し鉢植えにしたのだが、ラズベリーが水耕栽培可能かどうか興味が湧いたので調べてみた。まずは、googleで「raspberry・hydroponics」で検索。ラズベリーの水耕栽培の情報はweb上にあまり多くない。しかし、水耕栽培を行うことは可…

ナナフシ愛好家のための水耕栽培入門(2):酸素

ハイドロポニックス(水耕栽培)の勉強を始めてまず驚いたのは、「根っこだって呼吸をしている」ということだ。植物の根は成長のためにたくさんの酸素を必要としていて、酸素が足りないと成長できないばかりか根腐れを起して死んでしまう。 イネのような根が…

Hobby Hydroponicsを読む

注文してあった水耕栽培の入門書が届いた。HOBBY HYDROPONICS (Second Edition, 2013)だ。 ざっと目を通してみると、以前に買った本 (HOW-TO HYDROPONICS 2004)とは大きな違いがあることに気付く。2004年に刊行されたHOW-TO HYDROPONICSでは、水耕栽培のシス…

ナナフシ食草ノオト(2)フユイチゴ

写真は、水耕栽培のフユイチゴ。フユイチゴは常緑の野イチゴである。 トゲナナフシもアマミナナフシもフユイチゴを食べるのだが、あまり積極的には食べない様子だった。これはフユイチゴの葉が肉厚で堅いからだと思う。ミニバラを同時にケージに入れておくと…

ナナフシ食草ノオト(1)ナワシロイチゴ

現在、ナナフシ食草として、ナワシロイチゴを水耕栽培している。ナワシロイチゴは野山に自生するバラ科のノイチゴだ。トゲナナフシ・アマミナナフシの両者ともよく食べてくれるので、食草として有用だ。 このナワシロイチゴ、冬の食草としてリビングルームで…

ナナフシ愛好家のための水耕栽培入門(1):光

植物の成長には、光合成が効率よく行われることが大切だ。光合成によって、植物の成長に必要な有機物が作られる。葉の中の葉緑体が、光のエネルギーを用いて、水と二酸化炭素から有機物と酸素を生成するのだ。光合成は、青(380-480nm)と赤(600-680nm)の波…

ミニバラ咲いた

水耕栽培のミニバラの花が咲いた。蕾がなかなか開かなかったのだが、2週間を経過して黄色い花を見る事ができた。 ちなみに、2週間前はこんな具合。 水耕栽培開始から2ヶ月で開花したことになる。予想よりも大きい花が咲いたので驚いている。花の直径は7cmも…

hydroponicsの入門書

水耕栽培のことを英語でhydroponicsという。アメリカではhydroponicsの人気がとても高く、アマチュアの園芸愛好家レベルでも盛んに行われているそうだ。 hydroponicsの良い入門書はないかと探していたところ、米国amazonでとてもレビュー評価の高い本を見つ…

水耕栽培でエアレーション

以前からやってみたかったエアレーションを用いた水耕栽培を始めてみた。手始めに、挿し木(水挿し)の発根を行うエアレーション装置を自作。エアレーションにより切り口に酸素が供給されるため、発根が早くなるはずである。制作時間わずか30分の簡単システ…

食草栽培水槽の照度を測る

室内水耕栽培の水槽内の照度を測ってみた。 照度計は、アマゾンで安価なものを購入。価格はたったの1390円だ。 測定した値は、そんなに正確ではないかもしれないが、栽培の参考にするには十分だ。なお、水槽内の照度は以下の通り。 ・窓辺の水槽内(1月・昼…

ナナフシ食草の室内水耕栽培

ナナフシのエサとなる植物を、室内で水耕栽培してみた。現在、ミニバラ、ナワシロイチゴ、フユイチゴを栽培中。 写真(左)は、水耕栽培のミニバラ。5枚葉が1つ付いた状態で栽培を開始したところ、次々に新芽が出て、3週間でこれぐらい葉が増えた。少し濃い…