ナマズとの遭遇

 5月某日、晴れ。偶然にナマズとのファースト・コンタクト。

 鯖江市の某河川。夕まずめにウグイ・ニゴイをねらってルアー釣り。ウルトラライトアクションのロッドに小型スピニングリール、ハスルアーでの釣り。浅瀬にライズが多数見えるので、ルアーを投入すると、30cmくらいのウグイが次々と5匹ヒット。

 だいぶ暗くなってきたころに、ガツンとしたアタリがあり、強烈な引きがきた。スプールから糸がジジッと引き出されて行く。しばらくのやり取りの後、水面に黒っぽいグネグネした姿がチラリと見えたかと思うと、ラインブレーク。その姿から、多分ナマズだろうと推測。しかし、バラシたのがとても悔しい。

 帰って、インターネットでナマズのルアー釣りのことを調べてみると・・・

 なんと、すごい世界が広がっているではないですか!真夜中のトップウォーターのルアーフィッシング。特徴的な捕食音と、激しいファイト。夜の川を支配するダーク・クリーチャー、ナマズ。しかも、ありとあらゆる河川にナマズは居るという。

 これは、釣りの世界のパラダイムシフト(古い?)だ。ナマズ釣りは、刺激興奮に満ちた新しい世界を見せてくれそうだ。よーし、決めた。ナマズ釣りに、時間と小遣いを投入しよう。

 というわけで、私はナマズ・アングラーを目指すことになりました。