ヒートン装着、その後

 8月某日、晴れ、水温23度。

 ナマズトップウォーターフィッシング(夜釣り)では、ルアーの視認性を向上させるために、ケミホタルを利用することが多い。多くのナマズ・アングラーは、ヒートンをルアーに装着し、ケミホタルをねじ込んで使用している。

 以前のブログ(8月8日)で、私もジッターバグにヒートン装着を始めたことを書いた。それまでは、ケミホタルに付属の透明チューブを切開したものを、ジッターバグの背部に接着していたのだ。ヒートンを使うようになって暫く時間が経過したので、透明チューブとの比較を行っておこう。

 透明チューブ・タイプは、ケミホタルを買って来て、接着剤だけあればすぐ作れるのが良いところ。欠点として(1)接着剤でジッターバグが汚れやすい(2)長く使うとチューブが緩んで、ナマズのファイティング時にケミホタルが脱落することがある。

 これに対し、ヒートン・タイプは、格好良く、いかにもチューニングしましたという満足感がある。しかし、ヒートン装着で発生したトラブルに、(1)しばしばランディングネットがヒートンに絡む(2)ときどきラインがヒートンに絡む(3)ヒートンにねじ込んだケミホタルが破損し蛍光物質が川に流出した(1件)、があった。

 私の使用感としては、ヒートンでも透明チューブでもどちらでも良いかな、といったところ。私は足場の高い川岸からナマズ釣りをすることが多く、ランディングネットを使用するので、どちらかといえば絡みにくい透明チューブ・タイプを用いることが多い。チュープ・タイプの注意点としては、使用後のケミホタルを入れっぱなしにしておくと、チューブが緩みやすいようなので、使用後は必ず外すようにしている。

 以上、いろいろ考えてみたが、当分ヒートン/透明チューブの工作はしなくてもよさそうだ。ナマズトップウォーターフィッシングは、本当にルアーをロストしにくい。これまでルアーをロストしたことは1回しかない(積極的な攻めをしていないのかも)。7個の工作済ジッターバグを持っているので、これで101匹まで行けそうな気さえする。

 

なお、今回は福井市の小河川で、35cmの小ナマズをキャッチ。トータル41匹となりました。