ニゴイ、ニゴイ

 9月某日。晴れ。朝マズメのナマズ釣りに初トライ。ポイントは福井市の小河川。このポイントは、夜は真っ暗で人気が無く、背後には鬱そうとした林が広がっているため、これまで夜は怖くてナマズ釣りをすることができなかった。それで今回は、空が白み始める朝5時から挑戦してみたのだった。意気込んで臨んだが、流れ込みでジッターバグにアタックが1回あったのみで、その後は全く反応なし。

 「今日はボーズか」と、何気に浅瀬を眺めていると、ニゴイが何匹か泳いでいる(写真の▲)。一匹も釣れないのは寂しいので、ニゴイに遊んでもらうことにした。ジッターバグをキャストしてみたが反応がないので、ソフトルアーに変更。オフセットフック(サイズ2)、バレットシンカー(3/8oz.)でテキサスリグを作って、グラブ(ゲーリーヤマモト3インチ)をセット。

 ニゴイの少し向こうにキャストしてリトリーブし、ニゴイの近くでルアーを躍らせる(リフト&フォールというのか?)。ニゴイが気付いたみたいで、ルアーに向ってスーッとやってきた。パクッとニゴイが食いつくのが見え、手元にズンとアタリを感じたのであわると、ググッと強い引き。手元に引き寄せてみると、予想よりかなり大きいではないですか。目算では何となく30cm強くらいに思っていたのに、55cmを超えるサイズだった。高い足場から見ているので小さく感じたのかな。

 その後すぐに、同様の見釣り(サイトフィッシングというらしい)で50cmのニゴイを追加。こんなに簡単にニゴイが釣れるとは。引きも結構強いし、この釣り、とても面白い。そういえば、冬のルアーターゲットとして、ニゴイは貴重な魚と聞いたことがあるぞ。冬にもこのポイントに来て見たいと思う。

 

 というわけで、今年のニゴイはトータル4匹となりました。