ドングリからイモムシころりん

 大人のドングリ拾いの後日談。採集したクヌギのドングリは冷蔵保存したのだが、余った数個をタッパーに入れて放置してあった。今日、何気なくタッパーの中をみたところ、底を小さなイモムシが這っていた。タッパー内を調べてみると、7mmくらいのイモムシを5匹発見。きっと放置してあったドングリから出てきたのだろう。ドングリを取り出してみると、7個中2個の表面に小さな穴があいていた。
  
 穴の開いたドングリを割ってみると、内部はほとんど食べつくされている。中にイモムシが一匹残されていたようで、断面からせわしなく這い出してきた。一つのドングリに3個の穴が開いていたので、数匹でひとつのドングリをシェアしていたのだろう。
  
 ちなみに、健康なドングリの内部はこんな具合。いかにも栄養がたくさん詰まっていそうだ。
 
 きっと、ドングリを食べつくしたところで、外に出てサナギになるに違いない。タッパーにヤシ殻を詰めて、イモムシを置いてみたところ、次々と中へと潜っていった。
  
 このイモムシ、たぶんゾウムシの幼虫かと思うが、インターネットでの検索はやめておくことにした。どんなサナギになり成虫が出てくるのか、楽しみに待つことにしよう。