動かざること、コブナナフシのごとし

 コブナナフシの幼虫を飼っていて思うのは、ほんとうに動かない虫だなあということです。いつもじっとしていて、動く姿を見たことがほとんどありません。


 試しにコブナナベビーをつんつんと刺激してみましょう・・・
 
 じっとして動きません。
 


 次に、つまんで葉っぱから剥がそうとしてみます・・・
 
 葉に強くしがみ付いたまま、じっと動こうとしません。


 やっと葉から引き離すと・・・
 
 今度はじっと死んだふりです。 


 動かないことに徹底的にこだわったライフスタイル、素敵です。これに対して、トゲナナフシ幼虫は、つんつんすればさっさと逃げ出してしまいます。

 幼虫を見る限りでは、コブナナフシは、じっと動かないという点で国産ナナフシNo1ではないかと思います。