ある日、森の中、クマさんに出会ったら

 福井市内のコナラ林にナナフシモドキ採集に行きました。
 採集法は、ビニール傘2本を使っての二刀流ビーティング。
 左手に開いた傘、右手に閉じた傘を持ちます。
 開いたビニール傘を木の下に置いて、閉じた傘で葉を揺らしてナナフシを落とすのです。
 
  


 すぐにモドキ幼虫が落ちてきました。
 約2.5cmの大きさです。
 1匹幼虫を見れたらもう満足なので、採集は20分で終了。
 
 


 
 この採集場所には、クマに注意を促す看板が設置してあります。
 一人で採集をしているとクマさんが現れるのではないかとドキドキします。
クマさんはに会いたくないので、歌をうたってヒトが居ることを知らせることにしました。


 「ある日〜 森の中〜 クマさんに出会ったぁ〜」

  


この採集の後、仕事関係の食事会があり、小山の散策を趣味としている先輩に会いました。
 先輩によると、今回の採集地では冬になると雪上にクマの足跡がよくみられるそうです。
 今回の採集も、遠くからクマさんが見ていたかもしれません。
 遭遇した時の対処法を教えてもらったので、今後のために書き留めておきます。


 ・クマと出会ったら目をそらしてはいけない。
 ・クマに背を向けて逃げてはいけない。逃げる者を追う習性がある。
 ・クマの走るスピードは40−50km/H。逃げ切るのは無理。
 ・子グマをみたら要注意。近くに危険な母グマがいる可能性大。
 ・クマは左利きが多い。従って右前方からの爪攻撃に備える必要あり。
 ・攻撃を受けた場合は、5分間は首や内臓をガードして攻撃に耐える。
 ・5分間くらい経つと、攻撃を止めて立ち去ることが多いとのこと。

 (注意)あくまで、個人的な忘備録です。 


  原曲はアメリカ民謡

春のナナフシモドキ採集  2003  2013