先日、映画「ホビット 竜に奪われた王国」をDVDで観ました。
「ホビット」は大ヒットした「ロード・オブ・ザ・リング」の前日譚です。
ホビット族のビルボー・バギンズと13人のドワーフ、そして灰色の魔法使いガンダルフの冒険の旅が描かれます。
「竜に奪われた王国」はホビット3部作の2作目となります。
結論から申し上げましょう。
ワタシは、とても失望しました.....ナナフシ愛好家として。
第1作目の「ホビット 思いがけない冒険」をワタシは絶賛しました。
( → ホビット - ナナフシ映画の傑作- )
ナナフシの思いがけない登場と名演技にワクワクしたからです。
ところが、本作はどうでしょう。
ナナフシさんが全く出てこないではないですか!
蜂(ビヨルンの小屋)や蝶(闇の森)は登場するのに・・・。
特に、蝶に負けたのは悔しい限りです。
[asin:B00KHK62K0:image] これはスゴイおもちゃ。やはり蝶は華麗ですね。
まあ、しかし、良しとしましょう。
ホビットの舞台である「中つ国」の森には、ナナフシが数多く生息しているはずです。
もしかしたら画面の片隅に映っていたのに、気付かなかった可能性もあります。
第3作目でナナフシが活躍することに期待しようではありませんか。
トゲナナフシなんてどうでしょう
もっとも、美しい昆虫の登場以外にも、「竜に奪われた王国」には見所があります。
もともと「ホビット」の原作は子供向けの本です。
大人の鑑賞に堪えるように、映画でどのような工夫をこらしてくるか、興味深いところでした。
気付いた工夫としては、
・イケメン俳優の多用(ドワーフをこんなにかっこよく見せるとは!)
・ラブ・ロマンスの挿入(ドワーフとエルフの恋!)
・とにかくアクション化(ワイン樽に隠れた脱出が見事なアクションに!)
イケメン・ドワーフが何人かいます
「ホビットの冒険」「指輪物語」のファンには、見所いっぱいと申せましょう。
ナナフシ問題については激おこですが、「101匹のナマズに訊け」は「ホビット 竜に奪われた王国」に98点を付けたいと思います!
超映画批評「ホビット 竜に奪われた王国」
いつも映画、DVD鑑賞の参考にさせてもらっています。