ゴールデンウィークの山道散歩
昨日の早朝、福井市内の山道を散策しました。
「健康によいからウォーキングしようよ」と
ツマを誘ったのですが、裏の目的がありました。
ナナフシ餌・ヤモ餌の探索、スムージー用の野草採集です。
山道を歩くのは気持ちがよいですね。
フジの花が咲いていました。
フジの開花は、生物歴として利用することができるようです。
たとえば、夏野菜の定植時期の目安とするなど。
我が家に居るトゲナナフシとコブナナフシ。
どちらも枯れた味わいのシブいナナフシです。
モミジイチゴ(左)とクサイチゴ(右)が
若い葉を茂らせています。
モミジイチゴの葉は、トゲナナ・コブナナの大好物。
クサイチゴは繁殖力が強いので
ベランダ栽培してナナフシ餌にしています。
コナラの若葉です。
そろそろコナラを食草とするナナフシモドキの幼虫がみられるころですね。
この連休中に採集に行ってみようと思います。
この植物は道端に大きな葉を茂らせているのですが
名前がまだ分かりません。
トゲナナ・コブナナの飼育ケースに入れてテストしてみたら
食べた痕がありました。
葉の裏には毛虫が一匹いました。
この毛虫はヤモ餌にはなりそうにないですか。
我が家のヤモさんです。
暖かくなってきたので、最近活動的になってきました。
道端のイタドリです。
若葉にキリギリスの仲間の幼虫が何匹かいました。
イタドリの葉を食べているでしょうか。
ヤモさんの飼育ケースに入れたら翌朝には居なくなっていました。
小さな蛾を発見。
ヤモ餌としてOK。
さて、グリーンスムージーに使える野草の観察も行いました。
参考書は「グリーンスムージー健康法」です。
まずは、オオバコ。
人に踏まれても生き残る強い雑草です。
オオバコの種や葉は漢方の材料になるようです。
また、オオバコの種皮は、水分を含むと数十倍に膨らむので
ダイエット食品としても利用されています。
オオバコの葉にこんな毛虫がついていました。
生の野草を食べようとすると、付いている虫や寄生虫が問題になりますね。
散歩犬の糞尿にも気を付ける必要がありそうです。
タンポポの葉。
以前にベランダ栽培のタンポポをサラダにして食べてみましたが、苦みが結構強かったです。
スムージーにすれば、バナナやリンゴで苦みが緩和されるかもしれません。
タンポポにも虫(カメムシ)がついていました。
スギナがスムージーの材料になるとは驚きです。
スギナは酸性土壌のやせた土地に生えます。
「雑草と楽しむ庭造り」という本によれば
スギナはカルシウムを多量に含んでいて
酸性土壌を緩和してくれるそうです。
スムージーにすればカルシウム補給になるのでしょうか。
また、スギナの乾燥葉を煮出した液を植物の葉に散布すると
うどんこ病などの病気の予防になるとのこと。
自然農に使えそうです。
最後にヨモギです。
ヨモギスムージーは昨日のブログで報告しました。
山道ウォーキング、楽しかったです。
からだの中から若返るグリーンスムージー健康法: 情報もりだくさん。
雑草と楽しむ庭づくりーオーガニック・ガーデン・ハンドブック:読んで楽しいし、雑草利用のヒントを得ることができます。