ちっちゃな自然農園 緑肥の種まき後1ヶ月


実家の畑の一角に、2.5×2.5mの自然農園を作って1ヶ月が経過。
緑肥植物として、クリムソンクローバー、イタリアンライグラス、エンバクを蒔きましたが
どうなっているでしょうか。


  


実家の父親が几帳面に草むしりするため、
畑にはもともと草一本生えていませんでした(写真はジャガイモ畑)。
父親に自然農園の理屈「雑草とともに野菜を育てる」を説明したものの
生えてくる緑肥植物をすべて取り除かれてしまうのではないかと心配でした。
なにせ、庭に落ちる葉っぱが嫌で、
木に付いている葉を落ちる前にむしってしまうような人なので。


 


3月28日は草一本無い畑でした。
緑肥植物を蒔いて1ヶ月経つとこうなりました。



 


緑肥植物が芽吹き、生い茂っていました。


  


イネ科のイタリアンライグラス、エンバクが、
敷き藁の間から葉を伸ばしています。


  


いろんな生き物も住みはじめたようです。
クリムソンクローバーの若葉の上のアリ。
たくさんのクモが草の陰に隠れています。
自然農法では、こういったクモが野菜に付く虫を食べてくれるのでしょう。


  


アマガエルもいました。
藁の下にはダンゴ虫。


  


緑肥植物を気長に育てて、野菜栽培は秋から始めようと思っていたのですが、
ネットでケールの種を購入してあったので、我慢しきれずに蒔いてしまいました。
ケールは、青汁の材料として有名な、栄養価の高い葉野菜。
グリーンスムージーやコオロギのエサ用にするするつもりです。


 


1×1mの区画の草を刈り、5つの穴を開けて、ケールの種を蒔きました。
刈った草は草マルチとして周囲に敷いておきます。
後で調べてみると、種を蒔くところは雑草(緑肥植物)の根切りをして
種から出る根が負けないようにしてやることが重要だったようです。
今回は、ケールが周りの草に負けてしまうかもしれません。


まあ、失敗も楽しみながら気楽にやっていこうと思います。