昨日の福井は最高気温36℃。湿度75%。
蒸し暑い午後、近くの山に散策に行ってきました。
ヤモ餌として使えそうな蛾の探索だったのですが
意外な昆虫に出会えました。
路傍の苔むしたコンクリート塀にナナフシ発見。
一見、どこにいるか分からないでしょ?
実はココにいるのです。
大きくしてみますよ。
ドン。
トゲナナフシです。
この時、私のナナフシアンテナがビビーッと反応しました。
近くにもっと居る・・・
少し離れたところに2匹目を発見。
さらに3匹目。
まだまだ居ます、4匹目。
5匹目も見つけたのですが・・・
その直後にナナフシアンテナが
ビビビビィーーーンとMAXに反応しました。
アンテナが向くほうを見てみると
予想外のナナフシが!
トビナナフシの幼虫です。
この山にはトビナナフシの報告はないはずです。
居るとも思っていなかったし、
普通はコンクリートの壁面にいる虫ではありません。
なぜチミはこんなところを歩いているのだ・・・
たぶんヤスマツトビナナフシではないでしょうか。
特に根拠はないのですが。
持ち帰って飼育したうえで種類を同定したい気持ちが湧きましたが
止めておくことにしました。
地元に住んでいる貴重なトビナナフシです。
末永くこの山で繁栄してくれることを祈りました。