シロコブゾウムシの産卵 ~春うらら編~

冬を越したシロコブゾウムシさん。

 

枯れたクズの葉を交換しようと取り出してみると


意外にも、折りたたまれた葉の中に卵がみつかりました。昨年の秋には多量に産卵していましたが、飼育下では春にも産卵するんですね。

 

昨年はタマゴが孵化はしたものの、その後は幼虫は早期に全滅してしまいました。幼虫の餌としてニンジン、サツマイモ、草の根、腐葉土などを試したのですが発育しませんでした。冬の間作戦を練っていたので、急遽そのうちのひとつを試してみることにします。使うのはこれです。

 

クロカタゾウムシという昆虫の飼育で最近使用されている、「サツマイモ埋め込み法」です。幼虫の生態は異なるかもしれませんが、やや手詰まりなのでとにかく試してみましょう。まずはサツマイモに爪楊枝で穴を開けて

 

こよりに乗せたタマゴをそっと穴に入れていきます。

 

一つの穴に1~3個入りました。

 

穴に蓋をしたほうがよいかどうかわからなかったのですが、とりあえずご飯粒の糊で入り口を閉鎖。

しばらく様子をみることにします。