夕焼けのマメコガネ探偵 犯人はおまえだ!
前日にマメコガネを発見した河原のクズの茂み。今日は雨上がりの夕方にウォーキングがてら訪れてみることにしました。
何百枚もクズの葉をみましたが、なかなかマメコガネはみつかりません。今日は会えなかったかと諦めムードで帰途につこうかとしたとき、ようやく発見しました!一つの葉に4匹も群がっているではないですか。
しかも、明らかにオス、メスのペアが含まれています。
しかし、なぜこの葉にだけ群がっているのでしょうか?虫よけ物質が少ない葉っぱがまず狙われるのかもしれません。葉っぱの食痕をまじまじと観察してしまいました。
葉脈を残して葉が食べられています。葉の縁は硬いためか食べられていません。やや若い葉のように思いますが、若い葉の方が柔らかくて食べやすいのかもしれません。この食痕のかたちを頭に入れてもう少しクズの茂みを調べてみることにしました。
この食痕の犯人は・・・。明らかにマメコガネではありません。葉の端から食べられています。
これは、かなり前にマメコガネによって食い散らされた現場でしょう。葉の一部が乾いていることからしばらく時間が経過していると推測できます。
こ、これは・・・比較的最近のマメコガネ食痕のようです!葉の裏を調べてもコガネムシはいませんでしたが・・・
近くのススキの葉にマメコガネさんが隠れていました。チ、チミが犯人なのか?
結局6匹をお迎えして(逮捕して)飼育することにしました。
クズの葉と昆虫ゼリーを餌としてみます。フンの量が多そうなので、まずはキッチンペーパーを床材とすることにしました。