毎週末の自然観察ランニングの記録です。今回は、驚いた出会いがありました。朝5時に自宅を出て、市内の川沿いの遊歩道を走っていると・・・
路上に小さな黒っぽい生き物がいます。細長いしっぽが見えたので、ニホントカゲかカナヘビさんかと思ったのですが・・・
近づいてみると、なんとイモリでした!な、なんでチミがここに居るんだ。チミは水の中に住むべき生き物だろうに。ここは川からずいぶん離れているし、道は完全に乾燥しているぞ。
眼を凝らしてみても、やはりイモさん。つんつん突いてみるとちゃんと動くので死んでいるわけではありません。ひっくり返してみるとお腹が赤くて、間違いなくイモリ(アカハライモリ)。
しかし、なんでこんなところに???
勝手ながら仮説たてさせていただきます!
イモさん、雨が降った時に川から陸に上がってきて、ミミズなどのエサを探していたのではないでしょうか。そして、思いがけず遊歩道にでてしまって途方にくれていたとか。
昨夜はしばらく雨が降っていたので、両生類のアカハライモリは地上に出やすかったはずです。また、雨の後にはミミズが地表によくみられます。実際、ミミズの死骸が近くの路上でみられました。
これは大発見とおもったのですが、帰宅して「イモリ」「地上」で検索してみると、イモさんは基本的に水中で生活しているものの、地上にでることもまれにあるみたいですね。イモリは水中生活者と思い込んでいました。確かに、カエルと同じ両生類ですから、地上にでてもおかしくはなさそうです。
ところで、イモさんは、川の近くにそっと戻してあげました。