師走のナナフシモドキ幼虫飼育

今年の夏、ナナフシモドキさんを飼育していました。

7月~8月にかけて産卵されたタマゴから、もう幼虫が生まれています。

室内においておくと5か月程度で孵化してしまうようです。

 

小さくてとても可愛い幼虫ですが、飼育しようにも食草が乏しい季節です。そこで、以前から温めていたアイデアを試すことにしました。2通りの飼育法でやってみます。

 

まず一つは、シルクメイトを用いた飼育法。シルクメイトはカイコ用の人工飼料で、以前にトゲナナフシの飼育に使ったことがあります。ナナフシモドキにも使えるのではないかと思っていました。

 

シルクメイトをちゃんと齧っているようです。

 

下に敷いたクッキングペーパーの上には細かい糞がみられます。シルクメイトだけで成虫まで育てられるか確認してみます。

 

もう一つの飼育法は、スナックエンドウの苗を用いた方法です。シロコブゾウムシの冬期飼育のために苗を準備していたので、これを流用します。

 

こちらも葉っぱを齧っているのが観察できました。