ケラ!

花見に行ってみようと夕方に玄関をでたとたん、

足元で小さな昆虫がもがいているのを見つけました。

これは懐かしい昆虫・・・。

いつか飼ってみたいと思っていたケラです!

 

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近くにいたもう一匹をあわせて2匹を採集。

我が家の飼育ケースに入って頂くことにしました。

花見から帰ってから早速飼育条件をネット検索。

床材はミズゴケがよく用いられるようですが、土がよいとの意見もあります。

結局、家にあったミズゴケと赤玉土(小粒)に加水して半分ずつ詰めてみました。

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表面にはキッチンタオルを敷いて水分の蒸散防止。

エサは、ニンジンなどの野菜+動物質の餌+昆虫ゼリーが推奨されています。

とりあえず冷蔵庫にあった人参とコオロギエサを入れてみました。

腐敗が怖いので、エサは床材と極力分離することにします。

ま、様子をみながら微調整していきましょう。

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ところで、採集した2匹がオスなのかメスなのか知りたいところです。

これもネット情報によると、前翅の翅脈の形態でオスとメスを見分けることができるそうです。

オスは不均一な翅脈の形、メスは均一な形なんだとか。

採集した2匹の前翅を拡大してみると下の写真のごとくです。

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均一にまっすぐ伸びる翅脈で、たぶん2匹ともメスじゃないかな。

 

ヨーロッパのケラ(European mole cricket)は、オスの前翅の翅脈にハープ状の形が現れるとの文献もありますが、全文を読めないのでよくわかりません。後翅の先端形状もオスメスで違うと書いてあるけど、日本のケラも同じなのでしょうか?そのうち時間があったら調べます。

Wing dimorphism of European mole cricket Gryllotalpa gryllotalpa  (Orthoptera: Gryllotalpidae) in the north-west of Iran Kazemi, Mohammad Hossein North-Western Journal of Zoology 2013

 

かびっ!イヤイヤン 

【閲覧注意】以下の記事には生理的不快感を与える画像(カビ画像)が含まれます。

 

 

 週に1回のコフキコガネ幼虫飼育ケースの点検。200mlのプリンケースの具合を調べていくと、とんでもない事態になっていました。

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かびーっ! 餌として入れたサツマイモからカビが発生したようです。

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幸い中の幼虫は大丈夫でした。密封容器でコフキコガネを飼育する際に、サツマイモを餌にすることはカビや腐敗のリスクがあることを改めて感じました。週1回のチェックは必須といえましょう。カブマットで飼育中のグループにはカビは発生していないので、管理の簡単さからはカブマット飼育がよいのかもしれません。ただし、幼虫の発育は明らかにサツマイモ飼育グループのほうが良いようです。

 

ところで、餌のサツマイモは、これまで「金時」という品種を使ってきました。しかし、今回のトラブルで急遽 「紫芋」に変えることになりました。

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これまでと違う餌を使うのは心配でしたが、しばらくして食痕が確認できたので、ちゃんと食べてくれているようです。

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 パープルカラーが絵柄的にも鮮やかでいい感じです。

パセリで育ったチョウの正体

ベランダ栽培のパセリで発見したイモムシを飼ってみたら、あっという間にサナギ、チョウになったことを書きました。これがイモムシ。

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成虫のチョウはこちらです。

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 重い腰を上げて、チョウの正体を調べることにしました。といっても、googleで「パセリ チョウ」と検索するだけですが・・・。はい、キアゲハと判明いたしました。

以下はキアゲハについての覚書き(wikipedia)。

・日本全国でみられる。ユーラシア大陸北米大陸にも分布。

・成虫は4月から10月ごろまで年に2~4回発生。

・セリ科植物を食草とする。野菜では人参、パセリなど。

・幼虫は3齢まで鶏の糞に似せた保護色、4齢では白地に黄色と黒の警戒色。

・冬はサナギで越冬。

・よく似たアゲハとしてナミアゲハがあるが、こちらは主にミカン科植物を食草とする。

そういえば、小学生のころ、ミカンの枝についたイモムシを育てて成虫にしたことを思い出しました。あれはきっとナミアゲハだったんですね。

私自身がパセリ好きなもので、ベランダには数鉢のパセリが植えてあります。面白いので、来年ももう一回飼育してみたいと思います。

コフキコガネ孵化後2カ月の安否確認

 コフキコガネの孵化から2カ月が経ちました。安否確認をすることにします。幼虫を飼育するプリンケース26個を室内のコンテナに入れて飼育しています。コンテナ内の温度は現在20℃前後。

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マットやエサの条件を変えて飼育しています。まずは、完熟腐葉土グループ。

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 腐葉土の中をくまなく探しますが、幼虫は消えてしまっています。8個のプリンケースを調べて生存数はゼロ!! がっかりです・・・。

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気を取り直して発芽小豆グループを確認します。2週間、小豆の交換を行わなかったらすでにモヤシ化していました。おっ、小豆の横に幼虫が蠢いていますね。生存率は5匹中4匹(80%)。

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続きまして、サツマイモグループ。このグループも5匹中4匹(80%)が生存です。サツマイモをケチって7mmくらいの輪切りにしていましたが、2週間で腐敗はしていませんでした。

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 最後に、腐葉土+カブマット(1:1)です。生存率ゼロの腐葉土と似たような雰囲気なので、こちらもダメかと思いましたが・・・。なんと5匹中5匹(100%)の生存率でした。

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 カブマットを食べて成長したようですね。ちなみに、使用したのはカブト育成マットpro(フジコン)です。

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 結局、結果はこんな具合になりました。

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 他のコガネムシ(ヒメコガネ)が腐葉土のみで飼育可能との文献があったので、コフキコガネ腐葉土のみで飼育可能かと思いましたが、今回の条件ではダメでした。カブマットを加えるとちゃんと生存・発育しているのが今回の発見です。

エサとしての発芽小豆は、すぐモヤシ化してしまうので、管理に手間がかかるのが難点です。発芽小豆での飼育は中止しして、生のエサはサツマイモに一本化します。

というわけで、今後は腐葉土+カブマット、腐葉土+サツマイモ、それと腐葉土+カブマット+サツマイモの3種類で飼育することにします。

 

トゲナナ卵ケースも覗いてみた

アゲハチョウが突然羽化して慌てたことを書きました。同時になにか嫌な予感が・・・。そういえばトゲナナフシの卵ケースも最近チェックしていないな・・・。本棚の陰においてある、卵ケース(タッパー)を見てみると、中で蠢いているものがいます。

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中身を確かめてみると・・・やはりトゲナナフシの幼虫が孵化していました。

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親となる今年(2020)のトゲナナフシは短命で、卵がわずかしか得られませんでした。もしかしたら、一匹も孵化しないかもと思っていたのですが、ちゃんと孵化してくれました。これで継代を続けることができます。産卵から約7カ月での孵化となります。大きさは1.2㎝くらい。

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2013年に採集したトゲナナの飼育を続けているので、この幼虫が9代目かな。思えば、長くトゲナナ飼育を続けてきたものです。

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おっと、そんなことより、すぐにエサを用意しなければなりません。冷凍庫の底に眠っていたシルクメートの小片を、レンジで解凍・保湿して与えました。ちなみに、この幼虫はシルクメートのみで飼育して3代目となります。

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早速、シルクメートを食べているようです。トゲナナ飼育、今年も続けます。

は、早すぎる・・

先日、イモムシからサナギになったチョウの幼虫ですが、春になったら羽化してくるのかなあくらいに思っていたですよ。それが、何気なくプラケースをみてみたら・・・

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えーっ、もう羽化しているじゃないですか。プラケのなかでパタパタ羽ばたいています。わずか2週間で羽化しました。

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それにしても美しい羽根をしていますね。ナナフシなどの地味な昆虫しか飼って来なかった自分としては、昆虫飼育にこんな華やかな世界もあるんだなあと感じ入ってしまいました。

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それにこの口。口吻というんでしたっけか。2週間前までパセリの葉をむしゃむしゃ食べていたイモムシの口が、短期間でこんなに変化するとは驚きです。そういえば、もし宇宙人が地球にやってきて、蝶の幼虫と成虫を見たとしても、それぞれが同じ生物とは決して思わないだろう、というような文章を読んだことがあるような気がします。納得です。

ところで、このチョウ、名前は何なんでしょうか。ただのアゲハチョウでいいのかな。そのうち調べます。