ヒラタアオコガネの(思ったより)ささやかな産卵

飼育中の小さなコガネムシ、ヒラタアオコガネ。

 

団子状にくんずほぐれつする光景がみられたので、そろそろ産卵の時期かと思い

 

飼育ケース中の産卵ゾーンの確認をしてみることにしました。

産卵ゾーンとは、写真右の昆虫マットを詰めたプリンカップのことです。


たくさんのタマゴがみつかるかと思いながら掘りおこしましたが・・・現れたのはたった4個だけでした。

 

タマゴの大きさは2mmくらいです。

 

2個をマットに埋め、2個は直視下で観察できるようにしてみました。

たくさんのタマゴが採れすぎても困るなあという気持ちで、小さな産卵ゾーンを設けたのですが、産卵数が少ないと残念な気持ちになってしまいます。とりあえず、タマゴの観察を続けます。

シロコブさんが豆苗に産卵しまくっているんだが

豆苗の上でたたずむシロコブゾウムシさん。写真を撮っている最中に気付いたのですが・・・

 

豆苗の葉に産卵しているようです。産卵された葉は、矢印のように折りたたまれています。調べてみると他にもたくさんの葉が折られていました。

 

 

折りたたまれた葉をそっと開けてみると・・・10個以上のタマゴが入っていました。シロコブゾウムシの幼虫飼育はうまくいっていないので、一部の卵を豆苗から切り離さずに孵化させて経過を見たいと思います。

 

シロコブゾウムシに捧げる豆苗栽培 

シロコブゾウムシさん。主食はクズの葉なのですが・・・

 

冬季はクズの葉が入手できないので、スーパーマーケットの豆苗を使って飼育していました。ブロックを切り分けて水さしにするのですが、春以降は水がすぐ腐敗してしまいます。

 

それなら種から育ててみようということで、購入してみました。豆苗の種です。ちなみに豆苗はエンドウマメの若菜のことです。

 

5月上旬にペーパータオルで包んで、冷蔵庫の上の温かい場所で発芽させました。2日くらいで発芽してきます。

 

1週間目。ポットに植え替えてあります。

 

2週間目。左の鉢が種から育てた豆苗です。左はスーパーの豆苗ブロックを土に植えたもの。種から育てたほうが力強い感じがありますね。

 

現在は、すぐにしおれてしまうクズの葉のサポート役として豆苗を使っています。シロコブゾウムシは圧倒的にクズの葉の方を好みますが、クズの葉が枯れてくると豆苗の葉を食べています。

 

 

 

 

コガネムシが世界を救う(かもしれない)

3年間飼育しているニホントカゲさん。飼育開始してずっとコオロギを主食としてきました。このコオロギ飼育なんですが、あまり楽しくないんですよね。どれだけ工夫しても臭いが気になる。

 

ところが、この冬は救世主が登場しました。それは・・・

コガネムシ(アオドウガネ)幼虫です。

 

おかげで半年以上、コオロギを飼わずに過ごすことができました。ミールワームとカルシワーム(乾燥)もときどき使いながらの飼育です。

 

アオドウガネの成虫は飼育が容易で、いろいろな種類の葉を食べてくれるし、幼虫は腐葉土だけで飼育可能です。未来の蛋白源として無限の可能性を秘めた昆虫と申せましょう。

 

最近、いろいろなコガネムシを飼育しているのには、そんな理由もあるのです。もっとも、ニホントカゲさんのためだけではないのです。現在の世界情勢は不安定で、気候変動リスクもあって、近い将来食糧難を来す可能性があります。もし食料が得られない危機的状況となったら私はきっとコガネムシ幼虫を蛋白源として使うでしょう・・・

などと妄想に浸っていたのですが、先日みた映画「ブレードランナー2049」では未来の農園でコガネムシ幼虫が飼育されていました。

 

ブレードランナー 2049

ニホントカゲのためだけでなく、人類のためにコガネムシの生態についての知見を深めようと固く心に誓いました。

 

 

陽だまりのヒラタアオコガネ

こちらは5月初旬に採集したヒラタアオコガネ。

 

飼育ケースを明るい窓際に置いてやると、何匹もの虫たちが床材からはいだして動き出します。

 

ヒラタアオコガネは芝草の害虫とされています。野外では晴天の日に、芝草の上で1匹のメスにオスが何匹も群がるそうです。飼育ケースの中でも陽光の下、甲虫ゼリーの上で虫たちが団子状態になっています。

幸せそうにくんずほぐれつしていますね。そろそろ産卵行動がみられるような気がします。

 

おまけは窓際でエサを食べるシロテンハナムグリ。やはり陽光が好きな昆虫です。

 

 

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ハナムグリは太陽がお好き

5月の連休中に採集したコアオハナムグリ

飼育を開始してもあまり姿をみせてくれません。太陽の下で元気に飛び回っていたハナムグリを思い出して、バスキングライトで照らしてみることにしました。ニホントカゲさん用のバスキングライトの向きを変えてプラケを照らします。プラケのカバーも光をよく通すように透明タイプに変更。

 

ライト、オン!

 

光を当てるまでは一匹が静かに昆虫ゼリーを食べていただけですが

 

10分もすると他のハナムグリが床材から這い出てきて、ゼリーに群がり始めました。プラケの中でブンブンと飛翔しようとするものまでいます。

 

コアオハナムグリシロテンハナムグリともに光の下で、興奮したように動き出します。カブトやクワガタのような夜行性昆虫とは全く違って面白いです。

シロコブゾウムシの幼虫

次々と産卵をしている飼育中のシロコブゾウムシさん。

 

シロコブゾウムシのタマゴ保存カップを何気なく覗いてみると

小さな白いものがうごめいています。幼虫が孵化したようです。

 

全長2mmに満たない幼虫です。5月4日に保存カップに入れて本日23日に幼虫確認。産卵から2-3週間で孵化するようです。

 

ひとまず5匹にサツマイモ埋め込み法を試してみることにしました。

どんどん孵化してくるでしょうから色々な方法でトライしてみます。