空飛ぶパンダぞうむし

アシナガオジロゾウムシさんです。白と黒に塗り分けられた体色で、パンダみたいです。飼育ケースへの霧吹きの際に、ゾウムシさんを邪魔にならない場所へ移動させようとしたとき、誤って落としてしまいました。その瞬間、「ぶるる」と音がしたかとおもうと・・・

f:id:avdk101:20210912160916j:plain

 

ゾウムシさん、空をとんでいました。写真は床に着地して、翅をしまおうとしているところです。勝手に空を飛べないと思い込んでいましたが、先入観はよくないですね。そういえば、アシナガオジロゾウムシは後述のシロコブゾウムシよりも生息範囲が広いと感じていました。きっと、飛翔能力のおかげなのでしょう。

f:id:avdk101:20210912211002j:plain

 

同じクズの葉の上でみつかるシロコブゾウムシです。こちらは、翅が退化しているために空をとぶことができません。

f:id:avdk101:20210912213038j:plain

 

 

 

コフキゾウムシの小さな幼虫誕生?

飼育中の小さなゾウムシさん、コフキゾウムシです。本日撮影してみると、鱗片の粉が失われて「コナナシゾウムシ」になってしまったようです。

f:id:avdk101:20210914213020j:plain

 

10日ほど前はこんなに粉を身にまとっていたんですけどね。

f:id:avdk101:20210905180058j:plain

 

そのコフキゾウムシの小さな卵を採集したことは先に書きました。

f:id:avdk101:20210905180202j:plain

 

タマゴ飼育ケースにバラまいて様子をみていたのですが、10日ほど経過して幼虫らしきものを発見しました。

f:id:avdk101:20210914213047j:plain

 

この1mmくらいの白い生き物です。モゾモゾと動いていますが、小さすぎてイモムシなのかさっぱり分かりません。カブマットに発生したセンチュウだったりして。

f:id:avdk101:20210914213100j:plain

 

祝!コフキゾウムシ誕生!!と言っていいのかどうか悩みます。もう少し経過を観察します。

f:id:avdk101:20210914214959j:plain



 

シロコブゾウムシさんの幼虫が誕生しました。

さかんに産卵を繰り返しているシロコブゾウムシさん。

f:id:avdk101:20210913223108j:plain

 

産卵直後のタマゴは透き通るような色でしたが、

f:id:avdk101:20210904233115j:plain

 

数日前にはオレンジ色に色づいてきていました。そして、今朝、タマゴケースの中をみてみると・・・

f:id:avdk101:20210912163147j:plain

 

小さな幼虫が、鉢底ネットの上をモゾモゾ動いていました。かなり小さいので目を凝らさないとよく見えません。

f:id:avdk101:20210913223126j:plain

 

祝! シロコブゾウムシ幼虫誕生!!

f:id:avdk101:20210913224503j:plain


拡大してみるとこんな具合です。体長は2mmくらいですかね。気持ちが落ち着いたらもう少し上手に撮ってみたいと思います。

f:id:avdk101:20210913223135j:plain

産卵後、約10日の孵化でした。

 

オジロアシナガゾウムシさんは昆虫ゼリーがお好き

葉巻作戦は失敗したのですが、オジロアシナガゾウムシさんの食事の様子はわかりました。シロコブゾウムシさんのようにクズの葉を齧るのではなくて、たぶん、茎などに口吻をさして中の組織を吸い込むのでしょう。ならば、昆虫ゼリーを吸ってもらうことにしましょう。ゼリーの蓋に小さな穴を開けて飼育ケースに入れて見ると・・・

f:id:avdk101:20210912154226j:plain

 

ゾウムシさんが何匹かやってきてゼリーを吸い始めました。

f:id:avdk101:20210912160725j:plain

 

どうせなら高たんぱくゼリーで栄養を付けてもらいましょう。こちらもよく吸ってくれるようです。

f:id:avdk101:20210912160837j:plain

 

拡大してみると口吻をゼリーに挿し入れているのば見て取れます。ひとまず、こんな感じで越冬を目指したいと思います。

f:id:avdk101:20210912160916j:plain

 

オジロアシナガゾウムシさんの飼育 葉巻作戦は失敗

飼育中のオジロアシナガゾウムシさんです。太い腕が逞しいですね。

f:id:avdk101:20210912154226j:plain

 

エサあるいは産卵場として、クズの葉と濡れティッシュを一緒に筒状に巻いたものを飼育ケースに入れたことは先日書きました。この「葉巻作戦」を開始して1週間が経ったので、葉巻の内部を調べてみることにしました。

f:id:avdk101:20210907222808j:plain

 

葉巻の表面にはたくさんの刺し跡が残されています。

f:id:avdk101:20210912155039j:plain

 

葉巻を開いてみると1mm程度の穴が無数に開いています。ゾウムシさんが口吻を刺し入れたのでしょう。内部をくまなく探しましたが、タマゴらしいものは見当たりませんでした。どうも穴を開けて水分を摂っただけのように見えます。

f:id:avdk101:20210912154320j:plain

 

ケースの中にはクズの茎も入れてあったので、表面をナイフで削って内部を調べてみました。こちらにもタマゴは無し。秋はオジロアシナガゾウムシさんの産卵時期ではない可能性があります。現在飼育中のゾウムシさんが越冬して春になったら、もう一度同じ試みをしてみます。

f:id:avdk101:20210912154352j:plain

 

ところで、今回、クズの茎を削ってみて、内部の構造がよく分かりました。クズの茎の皮は固いですが、内部は水分が豊富で柔らかい組織が詰まっています。この組織をオジロアシナガゾウムシさんは吸うのでしょう。また、この部分で幼虫が育って虫こぶをつくるんですね。水分が失われてしまうと、上の写真の細い枝で見られるように、白いスポンジ状になってしまいます。

アオドウガネのタマゴ採り

ゾウムシネタが続いたので、アオドウガネ飼育について書きます。

f:id:avdk101:20210806053730j:plain

 

アオドウガネ飼育は、いろいろ方法を変えて試みていますが、現在はこんな感じです。目標は、清潔で気持ちよい飼育と、なるべく多くのタマゴを得ることです。床材は針葉樹マット(ヒバ入り消臭マット)に変えました。ヒバの良い匂いがしてケースを開けるのが苦にならないし、アオドウガネの体色が映える色をしているのが良いです。

f:id:avdk101:20210910213716j:plain

 

産卵場所として、200mlカップに4㎝程度カブマットを詰めたものを置いてあります。設置して10日くらい経ったので、産卵されているか調べてみました。すると、マットの底のほうに10個くらいの卵を発見!

f:id:avdk101:20210910213743j:plain

 

針葉樹マットにはさすがに産まないだろうと思っていたのですが、タマゴがちらりと見えたので掘りおこして確認してみると・・・40個くらいありました!2㎝くらいしか敷いていない針葉樹マットに多数産卵。これは驚きです。

f:id:avdk101:20210910213755j:plain

 

アオドウガネは針葉樹マットにも産卵し幼虫が発育ができるのか?それとも産卵場所が足りなくて不本意ながら針葉樹マットに産んでしまったのか?

タマゴはカブマット、針葉樹マットのどちらでも、ある程度の距離を保ってバラバラに産卵されていました。先にカブマットが産卵場所として占拠されてしまい、しかたなく針葉樹マットに産卵されたと予想しますがどうでしょうか。まずは、針葉樹マットでも幼虫が育つかを確認してみます。

 

コウビ時間が長すぎるう

飼育中のシロコブゾウムシです。飼育ケースの中には、このような2匹がいました。仲が良いことだなあと微笑ましく見守っていましたが、3日経ってももこのままでした。えーっ、長すぎじゃないですか?下になっているメスはこの態勢のまま、ケース内を歩き回り、食草のクズをぱくぱく食べています。

f:id:avdk101:20210910195525j:plain

 

どうしてこんなに長いのでしょう?シロコブゾウムシは翅が退化して飛ぶことができません。歩き回ってパートナーを見つけるしかないので、やっと相手を見つけたら何日もくっついているのでしょうか。それでもこんなに長い必要はないような気もします。さっとスパームを渡して、はい終わりでいいじゃないですか。

f:id:avdk101:20210910195538j:plain

 

ところで小さなコフキゾウムシも今の時期、コウビには大変熱心です。下の写真は、2匹くっついたまま擬死(死んだふり)をしているゾウムシさんです。

f:id:avdk101:20210910195600j:plain