ゴールデンウィークの最終日。そろそろ野外でナナフシモドキさんが孵化してくるころです。
ナナフシモドキは、林や森の奥でなくても、こんな林縁でよく見られます。今日は風が強く、吹けば飛ぶようなナナフシ幼虫を見つけるのには適しません。
ですが、強風のなか、揺れる葉につかまって食事中の幼虫を発見しました。食べているのはエノキの若葉でしょうか?
ナナフシモドキはもう1-2年飼育を続けてみるつもりです。
ゴールデンウィークの最終日。そろそろ野外でナナフシモドキさんが孵化してくるころです。
ナナフシモドキは、林や森の奥でなくても、こんな林縁でよく見られます。今日は風が強く、吹けば飛ぶようなナナフシ幼虫を見つけるのには適しません。
ですが、強風のなか、揺れる葉につかまって食事中の幼虫を発見しました。食べているのはエノキの若葉でしょうか?
ナナフシモドキはもう1-2年飼育を続けてみるつもりです。
今日の福井市の最高気温は30度に達し、5月上旬としては異例の暑さです。さて、仕事帰りに「そろそろシロコブゾウムシが出現する頃かな・・」と急に思い立ち、シロコブポイントに立ち寄ってみました。
いました!シロコブさんが、クズの茎の上をノコノコ歩いています。この時期は、まだクズの葉が生い茂っていないので見つけやすいですね。合計2匹を採集しました。
今年も幼虫飼育にトライしようと思っているので、メスだったらいいなあと思っていたのですが、持ち帰りに使用したレジ袋を開けてみると・・・
分かりやすくも、オスとメスでした。あらためて見てみると、オスは一回り小さいですね。
もう何年も続けているシロコブゾウムシ飼育ですが、幼虫飼育は全くうまく行きません。人工餌を作ってみたり、いろいろな植物の根をエサとして用意したりと様々な方法を試みているものの不成功です。この辺で何かブレークスルーが欲しいところです。まあ、しかし、飼っている間に良いアイデアや気づきが生じるかもしれないので、気長にやってみようと思います。
12月~1月に孵化したナナフシモドキ幼虫の飼育記録です。
写真はシルクメートのみをエサとして飼育をした幼虫です。
冷凍保存してあるシルクメートに少々水を加えて柔らかくして与えました。幼虫のまわりに細かい糞がみえます。
シルクメートに齧りついている様子です。
大きくなってきたら1Lの飼育ケースに移動。もう一回脱皮をすれば成虫というところまでいったのですが、そこで死去してしましました。
原因は、部屋の温度が低かったからだと思っています。1日中暖房をつけていたのではないので、室温が低いこともあり成長は遅めでした。1月上旬に孵化した幼虫が3月末に終齢になるぐらいのスピードです。
モドキさんのシルクメート飼育は今年も行いたいと思います。真冬に孵化してくるとやはり飼育条件が厳しいので、今年は卵を低温保存して、春ごろに孵化するように調節するつもりです。
なお、豆苗を用いた幼虫飼育も失敗(詳細は省略)。
昨年から室内で飼育をしてるカナブンが羽化しています。4月5日に最初の羽化を確認し、これまで5匹が羽化してきました。過去に2回、幼虫飼育に挑戦するも失敗していましたが、ようやくうまくいきました。
さっそく昆虫ゼリーを食べています。
なお、5匹中3匹はこの小プラケから羽化してきました。水分少なめの黒土マットを半分くらい詰めて、上をクズの枯葉で覆ったものです。このプラケには昨年9月に4匹の2齢幼虫を投入しています。
マットの表面に、繭玉の残骸が転がっていました。
たまに加湿する程度のズボラ飼育でしたが、飼育メモを書き留めておきます。
【飼育メモ】
・冬期の室温は18℃以上だった。ナナフシモドキ幼虫飼育のために部屋を暖房管理していたが、暖房は不要と思われる。
・マットの表面を覆ったクズの葉は必須ではないと思う。幼虫が食べた形跡に乏しく、ただの黒土マットからも羽化してきているから。
・マットは乾燥気味にしていたが乾燥しすぎにならないか注意が必要。エアコンの近くには置かない方が良い。
・マットは表面に糞塊が目立つようになったときに半分くらいを1回入れ替えした。
寒い日が続きます。気温が低いと私自身の活動力が低下するため、ブログ更新が滞っていますが、気を振り絞って記事を書きます。
冬のシロコブゾウムシさんも活性が低下。土の上でじっとしていることが多いです。夜間は暖房なしの飼育環境ですが、半冬眠状態なのでしょうか。
部屋が温まっていると床面を歩き回っていることもあります。
シロテンハナムグリさんは、突然に姿を現したりします。春以降に産卵してくれるのではないかと思っています。