夏の夜に　シロスジコガネが、ギィと鳴く

先日、とあるコンビニに立ち寄ったときに、いつもと違う甲虫を発見しました。

シロスジコガネです。
触れようとするとギィギィと鳴きます。
オスとメスを1匹づつ採集したので、飼育セットを組んでみました。

シロスジコガネ飼育の参考文献としては
新江ノ島水族館サイト内の研究発表セクション(2010年）に
「海浜性昆虫シロスジコガネの展示と繁殖」という記事が記載されています。

海砂にハマヒルガオなどを植えて飼育されています。
幼虫期間は20ヶ月以上に及んだそうです。

採集した場所の周囲は、比較的砂地の土壌でした。
自宅では砂地を用意できなかったので
コフキコガネと同じセットで飼育してみます。
ひとまずクリの葉を食べてくれているようです。

（追記2016/08/06）
クリの葉は少し食べてくれただけで、
その後はまったく食べた形跡がありませんでした。
クロマツの葉を食べるとの情報があったので
実家で枝をもらってきました。

　　しろすじ eats くろまつ.

クロマツの葉、食べたのですが
その後しばらくしてシロスジコガネは
お亡くなりになっていまいました。

なお、モミジイチゴやカワヤナギの葉も食さず。
シロスジさんに、今後、いつ出会えるか分かりませんが
次の機会には、早めにクロマツを準備し
砂を混ぜた土を飼育ケースで育てたいと思います。

新江ノ島水族館：水族館では展示だけでなくて、いろんな研究もされているようです。素晴らしいです。　