コフキめし(並・・・木)

飼育中のコフキコガネは、すべて灯火採集したものです。

葉の上にいるコフキさんは、実は一度も見たことがありません。

コフキさんは普段、一体何を食べているのか?

これまでコフキコガネを採集した場所の近くに

プラタナスの街路樹があったことを思い出しました。

 

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試しにプラタナスの葉を飼育ケースに入れてみると・・・

 

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ムシャムシャと食べ始めました。

 

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オオコフキコガネも食べるようです。

 

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シロスジさんのお食事作法

シロスジコガネの食事の様子をみていて気付いたこと。

松の葉は針状なので、葉の根元から先に向かって

齧りながら食べていくようです。

 

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写真の右側にみられるように、付近の地表には

食事の途中で落下したと思われる松の葉が散乱しています。

海岸沿いの松林で松の葉先が落ちているのを見つけたら

シロスジさんがいるサインなのかもしれません。

 

シロスジさん、松の葉なんて美味しいのですか?

実家に行った際に、庭に生えている松の枝をもらってきました。

シロスジコガネのお食事にするためです。

松の種類についてはあまり知識がないのでよく分かりません。

 

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たぶんクロマツ

 

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ゴヨウマツ?

 

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これもゴヨウマツ?

3本の松の木から採った葉を

コフキさんの飼育ケースに入れてみました。

 

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半日くらい経って、ケースの中を覗いてみると

コフキさんが松の葉(2番目の写真の松)を

ムシャムシャ食べていました。

右下には鮮やかな色の糞が見えます。

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食痕です。

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松の葉なんてあまり美味しそうに思えないのですが

どんなお味がするのでしょうか?

 

 

夏の京都で昆虫ざんまい

今日はとても暑い一日でした。

京都の街路樹でもセミが鳴いています。

f:id:avdk101:20170812232743j:plain ニイニイゼミ

 

まずは京都駅近くのイオンモール映画館で

スパイダーマンの新作をみました。

今シリーズのピーター・パーカー役の俳優さんは

明るくて普通っぽいところがいいですね。

 敵が普通のおじさんなので、最初「?」と思いましたが

これにも必然性がありました。

勧善懲悪に偏らない、明るく楽しい映画で、お勧めです。

 

帰りの電車まで、少し時間があったので、

京都駅伊勢丹にある美術館を訪れてみました。

エリック・カール展」

どこかで聞いたことがある名前だなあと思いましたが

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絵本「はらぺこあおむし」の作家さんでした。

原画は色使いが素晴らしくて溜息がでます。

ポストカードを何枚か購入。

仕事場の机に飾るつもりです。

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帰りの電車では、丸山先生の新刊「昆虫こわい」を読みました。

実に面白い本で一気に読んでしまいました。

アリと共生する好蟻性昆虫や、異形のツノゼミをはじめとする

興味深い昆虫の生態を知ることができるうえに、

世界各地の人々の人生観の違いや

彼らとのコミュニケーションの取り方についてなど

いろいろと学ぶことができる大変お得な本です。

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[カラー版]昆虫こわい (幻冬舎新書)

[カラー版]昆虫こわい (幻冬舎新書)

 

 

はらぺこあおむし エリック=カール作

はらぺこあおむし エリック=カール作

 

 

 

飼育ケースのおそうじ

ハチュー類の飼育ケースを掃除しました。

排泄物で汚れるので

だいたい週に1回床材を替えています。

 

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カナヘビさん。

脱皮中でまだ皮が足のあたりに残っています。

 

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ずいぶん逞しい体つきになってきました。

キリッと強い目力(めぢから)が魅力です。

 

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ニホンヤモリの飼育ケース。

普段はシェルター(土管)の中に隠れています。

 

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掃除の際に、久しぶりに姿をみましたが、

ヤモさんもずいぶん逞しい体になっています。

 

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こちらは、ニホントカゲのケース。

終日ほとんど床材の下に隠れています。

 

 

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ニホトカさんも脱皮中です。

あんまり食べないシロスジさん

松の葉を食べているシロスジコガネです。

向こうに見えている昆虫ゼリーは食べた形跡がありません。

 

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実は、松の葉を食べる姿もたまに見かけるだけです。

羽化後はあまり食事を摂らない(後食しない)生物なのでしょうか?

 

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今日は、1個だけ卵が産み落とされていました。

 

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コフキコガネのビッグオー

コフキネタばかりで恐縮ですが、

もうひとつだけ。

ただ今、オオコフキコガネも飼っています。

 

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コフキコガネは、小さくてかわいい

プリチー・リトル・シングなのですが、

オオコフキコガネのほうは

大きくてもっさりとしたビックオー。

みるからに癒される体型をしています。

 

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どんどん産卵しているので

少し困ってます。

砂地の床材の上に次々と卵を産み落としています。

 

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数えてみると26個もの卵がありました。

まだまだ増えそうな予感。

 

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