1週間ほど前になるんですがね。
早朝、まだ薄暗いうちに河原をランニングしたんですよ。
ある橋の下をとおりぬけようとしたら、
急に背筋がゾクーッとしたんです.
「やだなー、怖いなーここ」
ゾクゾクしながら道端を草むらを見たら
居たんですよ。
血を吸ったように赤い虫が
草の茎にたくさん蠢いていた・・・
ワタシ、思わず手持ちのデジカメのシャッターをきりましたよ。
これがその時の写真なんですがね。
赤い虫、分かりますか？
赤い丸で囲ってみますね。
手前には変な茶色い虫もいるし。
赤い虫、ＰＣで拡大してみました。
「こいつ、この世のモノじゃない・・・」
血の池地獄から這い上がってきたような赤い虫
「怖いなー怖いなー」
って震えながら、
写真の端に目をやったとき
今度は冷や汗がファーッと吹き出してきました。
変なものが写っているんですよ。
写真の左上をみてください。
黒いものが写っているでしょ。
「よせよ、おい。」
震える手で、画像を拡大してみました。
見たこともない奇妙な昆虫の頭部のようにみえます。
「やだな〜 やだな〜」
「気持ち悪いな〜 気持ち悪いな〜」
それから、毎晩、夢にうなされましたよ。
赤い虫がワタシの身体をびっしりと埋め尽し、吸血している・・・
そして、気味の悪い黒い虫が、遠くからじっとワタシをみている・・・そんな夢
ということがあったのですが、
昨日、黒い昆虫の正体が判明いたしました。
黒い虫はヨコヅナサシガメでした。
ヨコヅナサシガメについて、ヤホーで調べてみました。
ヨコヅナサシガメは肉食のカメムシで、
エサとなる昆虫に長い口吻を挿しいれて体液を吸います。
怖い昆虫ですねー。
本来は、中国から東南アジアにかけて分布する昆虫で
日本には昭和初期に入ってきたそうです。
興味深い昆虫なので、飼育の「サムデイ（いつかやる）リスト」に入れておきます。
稲川淳二のすごーく恐い話ベストセレクション (リイド文庫―ETシリーズ)
身の毛もよだつ、究極の恐怖話
正体はヨコヅナ。
