シロスジコガネの孵化が起こりました。
湿らしたオアシスの上に置いた卵です。
8月12日に産卵されたので、約20日目のベビー出生となります。
コフキコガネ幼虫とはどこか姿が違うような・・・
背中の黄色い部分が目立ちますね。
お尻に長い毛も生えています。
ちなみに、コフキコガネBABYはこんな姿です。
今後、孵化が続くと思いますので観察を続けます。
幼虫飼育は、サツマイモや海辺の雑草などを
砂地の土に植えて行ってみます。
コフキコガネの幼虫が孵化して2週間以上が経過。
エサのサツマイモの下を確認すると
コフキさん、ちゃんと生きています。
約25個の卵から12匹が孵化し、現在は10匹が生存しています。
当初、プリンカップの中に
薄切りサツマイモを入れて飼育しようとしたのですが
切り口にカビが発生して交換の手間がかかるのと
飼育者のワタシが病気になりそうなので止めることにしました。
代わりに、カビが生えないような比較的大きなサツマイモを使って
幼虫をまと飼いしてみます。
制作の手順を記録しておきます。
と、こんな感じで飼育を続けてみます。
東京旅行の記録の続きです。
今回は、上野動物園に立ち寄りました。
日本で最も長い歴史を有する動物園です。
正式名称を東京都恩賜上野動物園といい
恩賜(おんし)の名は皇室から動物や公園を賜ったことに由来します。
さて、正門から入ってすぐの飼育舎に
ジャイアントパンダが寝そべっていました。
6月12日に「シンシン」がベビーを出産し
最近、パンダ人気が急上昇中です。
ちなみに、上野動物園では開園以来2匹のパンダベビーが出生しましたが、
いずれも生後1週間以内に死亡してしまったようです(上野動物園の歴代パンダ)。
今回、上野動物園は、たまたま立ち寄っただけなのですが
いろいろと勉強になったことがありました。
例えば、ゴリラは一夫多妻制で、
すべてのメスに気を使うためか
突然死する個体が多いとか、
ゴリラのエサとして最近まで果物を与えていたけれども
病気が増えたため、現在では野菜だけにしているとか。
歴史ある動物園だけあって、展示法は奇をてらわず正統派、
動物たちをきっちりと健康に飼育している様がみてとれます。
広い園内を歩いていくと、こんな建物をみつけました。
両生爬虫類館!
家族は既に歩き疲れていて、もう帰りたいと言っていたのですが
「どうかお願いします」と懇願して中に入ることができました。
館内では、有名な爬虫類、両生類(オオサンショウウオ、ヤドクガエルなど)が
美しいディスプレーで展示されていました。
正直、昨日訪れた爬虫類倶楽部のほうが、生き物の種類は圧倒的に多いのですが
清潔で美しい飼育環境に驚かされます。
出口近くには、現在ワタシが飼育中の日本産爬虫類、3種もいました。
まずは、(ヒガシ)ニホントカゲ。
飼育の参考とするため写真を撮らせてもらいました。
ケース内はかなりシンプルな構成になっています。
興味深いのは、ニホントカゲが、物陰に隠れることなく
そこらじゅうを走り回っていること。
我が家のトカゲさんは朝食のわずかな時間以外は
ほとんど床材の下に隠れてしまい姿をみせてくれません。
観察してみると、床材の土は浅く硬く敷き詰められ
容易にはもぐりこめないような状態です。
水入れは大きめ。
以前にも書きましたが、ニホントカゲでは
脱皮不全予防のため大きな水入れが必要なようです。
写真をみて気づきましたが、土の一部が湿っていますね。
ケース内に置かれた岩が日向ぼっこの場所となっています。
岩の下に隙間をつくり隠れ家にもなっているんですね。
時間が無かったので、ライティングがどうなっているか
確認するのを忘れたのが残念です。
お次は、カナヘビの飼育ケース。
ケース内に一部、コケが敷いてありました。
我が家の飼育ケースにも入れてみようかな。
最後に、ニホンヤモリです。
ケース内に木の板が立てられ、隠れ場所を提供しています。
板の間を覗いてもヤモさんがいないので
「どこにいるのかな?」と探してみると
ガラスの壁面に、じっとくっついていました。
上野動物園、たった600円(大人)の入場料で
たくさんの動物、鳥類、爬虫類、両生類、魚類を見ることができて
たいへんお得な素晴らしい動物園でした。
東京旅行から帰ってきました。
昆虫やヤモリさんたちのエサや水が切れていないか
チェックしなくてはなりません。
ペットを飼っていると旅行から帰ってきた後もタイヘンです。
成長ざかりのニホンヤモリベビーには、お土産を飼ってきました。
保冷剤を入れた保温バックから、お土産を取り出します。
イエコSS!!
そして、こんなお土産も。
きっと、イエコの栄養価を上げてくれることでしょう。
自分用として購入したのはこれです。
シルクメートは以前からネット購入しようかと迷っていたアイテムです。
東京旅行のついでに買ってみました。
蚕を飼うわけではないのですが、いろいろ試してみたいことがあります。
ところで、購入したお店はこちらです。
中野の爬虫類倶楽部!!
一度行ってみたかったショップです。
店内にところ狭しと置かれたケージに
おびただしい数の爬虫類や両生類が
飼育販売されていました。
(撮影禁止なので店内写真は無し)
ブラックアウトなどのお祭り的イベントはまた違った
地に足を付けた飼育と商売の様子が参考になります。
あまりに数が多いので、ケージを掃除中のスタッフの方はとても忙しそうでした。
(つづく)
明朝から2日間ばかり出かけるので
飼育中のムシさん、トカゲさん達の準備をしています。
水、食事を切らさないように。
また、室温が上がりすぎないようにしないと。
特に、ニホンヤモリの幼体は
まだ弱々しいので注意が必要です。
ヤモさんベビー。
本当にカワイイですねえ。
・・・と、そんなことを言っている暇があったら
明日の準備をしないといけないのですが。
うむ、やっぱりプリチー・・・。
ヤモさんベビーのケースには、とりあえず
水分を切らさないための平皿と
コオロギを補充しておきました。
また、水分が蒸散しにくいように、ケースのフタに
ペーパータオルを挟み込みました。
クーラーの温度は27℃に設定しておきます。
では、今から5時間後には東京に向けて出発します。
家族が一緒なので自由時間は限られますが
出来れば中野の爬虫類倶楽部という
ショップにいってみたいと考えています。
シロスジコガネ成虫は短命です。
シロスジさんたちは、つぎつぎとこの世を去り、
残されたのはたった一匹となっていました。
飼育ケースを覗いてみると、最後の個体にも異変が。
お尻に卵をくっつけたまま絶命していました。
最後の力を振り絞って、卵を産み落とした後
命を落としたのでしょうか。
秋が近づくとともに、シロスジさんたちも
全てこの世を去ってしまいました。
バイバイ、シロスジさん。
しかし、いつまでも感傷的な気分に浸ってはいられません。
さっそく、飼育ケースの後片付けを開始しました。
掃除がてら床材の土中を調べてみると
次々と白い卵が姿を現しました。
今回、みつかった卵は10個です。
卵は砂の上で保存し孵化を待つことにしました。
振り返ってみると、3匹のメスと2匹のオスを飼育し
総計35個の卵を得たこととなります。
ちなみに、床材は赤玉土と砂を半分ずつとしてみましたが
赤玉土のほうでは地表にばらまき産卵、
砂のほうでは土中に産卵されていました。
おそらく、砂地のほうが産卵には適しているのでしょう。
床材は節約のため1cmの厚さでしたが、これで十分のようです。
アパートの玄関先の床にじっとうずくまっていた、ちびヤモリ。
壁から落下して行き所を失ったのでしょうか?
我が家のプラケに招き入れることにしました。
小さいエサの確保が大変ですが
孵化したばかりのコオロギを食べているようです。