室内用水耕栽培ユニットの作成と失敗

ベランダ用の水耕栽培システムを作成したが、ついでに室内栽培用のシステムも作った。エアーポンプとして水作の水心SSPP-3Sを使用。とても静かに作動するエアーポンプに敬意を表して、すいしん1.0号と命名した。
  水心SSPP-3S
 ナナフシ食草(ミニバラとクサイチゴ)をハイドロボールを入れたカップに植えつけ、栽培容器にセットした。水心SSPP-3Sにつないだエアポンプからブクブクと勢いよく泡が出てよい感じ。
  すいしん1.0号 
 窓辺に置いて成長を見守ることにしたのだが、翌日思いがけないアクシデントに見舞われた。夕方仕事から帰ってカップを見ると、植えたはずの食草の姿がない。食草を探したところ、半ば乾燥した状態で床に落ちていた。どうも窓を少し開けておいたために、吹き込んだ風でカーテンが大きく揺らいで、食草を根こそぎ引っこ抜いてしまったようだ。

 ハイドロボールに植えつけた場合、植物は非常に不安定なので、すぐに引っこ抜けてしまうのだ。今回は比較的背の高い植物を植えたために、特に不安定になったのだろう。根が成長してカップにしっかり固定されるまでは、何らかの補助が必要だ。支持棒を立てるとか、もっと細かいハイドロボールでしっかり根を埋めるとか。
  ハイドロボール
 対策をいろいろ考えているうちに、以前に安売りされていたロックウールを購入してあったのを思い出した。ロックウールは、天然岩石から造られる鉱物繊維のブロックだ。ロックウールを小さく切り、食草の根を挟み込んでからハイドロボールに埋めたところ、しっかり固定されて安定した状態になった。ついでに、重心が低くなるように食草の背丈も低く刈り込んでおいた。