クサイチゴのコンテナから、こんなん出ましたけど・・


ナナフシの食草としてベランダ栽培しているクサイチゴ、
2回目の冬を迎えることになります。
2年以上、同じ鉢で栽培を続けると、
根詰まりして生育に支障が出るようなので、
植え替えをすることにしました。


 

クサイチゴ栽培は、少し大きめの鉢(10号)をメインに使っています。
新しい鉢への植え替えは大変そうなので、
土の一部を入れ替えて
同じ鉢に再び植えつけることにしました。
鉢をひっくり返してみると、
クサイチゴの根がびっしりと回り
鉢の中の土が一塊になっています。


 


塊となった土の周囲を2割ほぐして除き、
新しい土を入れました。
ラズベリー、ブラックベリー (NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月)」という本を参考にして、
土は赤玉土 6、腐葉土2、川砂1の割合にしました。


 ラズベリー、ブラックベリー (NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月)


クサイチゴの栽培は、小さなプランターでも行っています。
このプランターの方も、土の入れ替えをすることにしました。
ところが何ということでしょう。
茎を軽くひっぱっただけで
クサイチゴが根元からスポッ、スポッと抜けてくるではありませんか。


 
  根元から抜けたクサイチゴ


クサイチゴの根元を見てみると、根がほとんど無くなっています。
一体どうしたんだろうとコンテナの土をひっくり返してみると、
こんなのが出てきました。


 


コガネムシの幼虫でしょうか。
次から次へと出てきます。
数えてみると23匹もいました。
こんなに沢山のムシにたかられては
クサイチゴが根無しになるのも当然です。

 
 


大切なナナフシ食草の害虫ではありますが、
成虫まで飼ってみるのも一興かと思い、
4匹をコンテナに戻しました。
エサとして新しいクサイチゴを植え付けておきました。


この幼虫の正体は何でしょうか?
予想としては、ヒメコガネではないかと思います。
春になったらサナギになっているか確認してみたいと思います。