ぼくんちのドバミミズ保存法 - ドバミミズ・コンポスト -

出勤前ランニング中に思い付いた方法です。
公園の周りを走っていると、地面から這い出て砂まみれになったドバミミズがいます。
(→ドバミミズを大量に採集する一方法
このようなドバミミズは保存が結構難しいのです。
密封容器に過密状態で閉じ込めておくとドロドロに溶け、凄まじい匂いを発する恐ろしい物体になってしまいます。

  


ドバミミズの保存に、パーマカルチャーの本に載っていた方法「ミミズコンポスト」を応用してみましょう。
「ミミズコンポスト」は、ミミズのちからを利用した生ごみ処理・堆肥作成システムです。
箱にミミズ(シマミミズ)と土を入れ、家庭からでた生ごみをどんどん放り込んでいくと良質の堆肥がつくられるのです。
ちなみに、コンポストcompost)とは、堆肥や堆肥をつくる方法を意味することばです。

  
(→パーマカルチャーナナフシストの本棚


でも、これまでの経験からいうと、シマミミズとドバミミズはずいぶん性格が異なるように思います。
ドバミミズに対してワタシが持つ印象を書き出してみます。

・意外と地表近くに生息している。
・枯葉だけをエサにしても生きていけそう。
・酸欠に弱い。
・過密な環境にも弱そう。


ランニングの後に、路傍のドバミミズ10匹ばかりを採集し持ち帰りました。
出勤前で時間がないので、身近にあるもので保存容器を作ってみました。
以下が作成手順です。


(1)段ボール2個を用意し、重ねあわせる。
段ボールは通気性がよいので、ドバミミズの酸欠を防ぎます。

  


(2)段ボールの底に、少量の土と落ち葉をいれる。
(3)ドバミミズを投入し、たっぷり水やり。

  


(4)ドバミミズの脱走防止とコバエ防止のために、ネットをかける。
キッチン用の小さな水切りネットしかなかったので、段ボールに縦に切れ目を入れ、3つのネットを挿しこみました。

  


(5)直射日光の当たらない涼しい場所に置く。
ワタシはベランダの水耕栽培トマトの陰に置きましたが、室内でもよいかもしれません。この場合、ドバミミズが脱走に注意が必要でしょう。
 


落ち葉があれば野菜くずなどの生エサを入れる必要はないと思います。野菜くずをたくさん投入し腐敗するようなことがあれば、かえってドバミミズに有害かもしれません。


せっかく保存容器を作ったので、ドバミミズをエサにして釣りに行きたいと思います。かねてから釣ってみたいと思っていたウナギにも挑戦したいです。


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