大人のどんぐり拾い
職場からの帰り道、秋に鳴いているセミの声を聞きに、近くの山に立ち寄ってみた。鳴いてきたのはほとんどツクツクボウシで、他にはミンミンゼミの声が弱々しく聞こえるのみだった。
山を立ち去ろうとするとき、路上にどんぐりがたくさん落ちているのに気付いた。どんぐりは、カシやクヌギなどブナ科の木の実の総称。カシやクヌギの葉は、ナナフシのエサとして重要だ。特にトビナナフシはブナ科の葉しか食べない。どんぐりを育ててみたいと前々から思っていたので、どんぐりを拾って帰ることにした。
どんぐり拾い、やってみると実に楽しいですね。熱中して拾っていたら、散歩中のおばさんが「何を拾ってるの?」と興味津々に尋ねてきた。「どんぐりです!」ときっぱり答えたら、「子供みたいやねえ」と笑われてしまった。・・・大人が一生けんめいにどんぐり拾ってもいいじゃないか・・・。
拾ったどんぐりはクヌギ(写真左)とコナラ(写真右)のようだ。
どんぐり見聞録: どんぐりについて詳しく書かれた読み物。何年も前に購入したのですが、少しも目を通していないので、この機会に目を読んでみます。
【どんぐり栽培についての覚書き】
・採集したどんぐりは乾燥させないことが重要。
・冬の寒さを経験させないと発芽しない。
・一晩水に浸けて沈んだものだけを使う。
・すぐに鉢に蒔く方法と、冷蔵庫保存して春に蒔く方法がある。
・冷蔵保存するには、少量のパームや砂といっしょにビニール袋に入れる。
→冷蔵保存してみる。パームといっしょにまとめて保存と、不織布のお茶パックに一個一個分けて保存の2つの方法を試してみる。