ナナフシ食草ノオト(5)シダ

 トゲナナフシはシダをよく食べる。写真は、実家(福井県福井市)で入手した常緑性のシダ。たぶんシシガシラという種類だと思う。葉が柔らかいので、とても食べやすそうだ。  

 シダと言えば、昔作った覚え歌を思い出した。たしか高校1年生(もう30年も前)の理科1の授業中に、暇だったので作ったものだ。地質年代区分とその特徴を歌にしている。

三葉虫をカンブリア
魚がたくさんオルドビス
虫がシダシダ咳痰(石炭)し、
何にもないのに(アンモナイト)カエル(爬虫類)がドボン(デボン紀
・・・

 実にくだらない覚え歌だが、友人に少し受けたので今でも覚えているのだろう。しかし、まったく役に立たない覚え歌ではある。webで調べてみると、時代の特徴も正確でないみたいだし、そもそも石炭紀デボン紀の順番が逆になっている。

 いずれにしても、3億年前の石炭紀にはシダ植物と昆虫が栄えていたのだ。石炭紀は昆虫の巨大化があった時代で、70cmもあるトンボが空を飛んでいた。虫好きとしてはとてもワクワクする時代ですね。ナナフシが出現するのは、もっと後の時代(三畳紀前期:約2億5000年前)である。

シダハンドブック: 面白そうな本です。購入してみようかな。
スターシップ・トゥルーパーズ [DVD]: 人類と巨大昆虫型異生物“バグス”との死闘。
The Virtual Fossil Museum: ナナフシの化石をみることができます。ホームページ>Fossils>Insects>Phasmidaの順に進んでください。