石垣島でコブナナフシ探し
石垣島旅行をさらに振り返る。今回の旅行の一番の目標は、コブナナフシを見つけることだった。インターネットでコブナナフシについて調べたり、「ナナフシのすべて」を読んだりして、採集のイメージを膨らませて石垣島に乗り込んだ。
また、今回のコブナナフシ採集のキーワードは「クワズイモ」に決めていた。クワズイモは琉球諸島に分布する植で、大きな葉が特徴。コブナナフシはいろいろな種類の植物を食べるようだが、クワズイモの葉も食べるようなので、特徴的な植物を指標にして探してみようという作戦だ。イメージとしては、クワズイモの葉をめくったり、周囲の草木をビーティングしてコブナナ発見!といった具合。
(写真左、クワズイモ あじまぁ写真素材集より; 右、クワズイモの上のアマミナナフシ)
だが、結論から言ってしまうと、この方法ではコブナナフシは見つからなかった。食痕のあるクワズイモの葉を中心に探してみたがダメだった・・・無念なり。食痕をつけているのは、どうもカタツムリのようだ。コブナナフシ採集は、今後の課題とします。
ところで、コブナナフシを探しながら登った山として、野底岳がある。野底岳は、たった282mの高さしかないが、素晴らしい山だった。前日の雨のためにぬかるんだ急峻な山道を、汗だくになりながら苦労して登ったが、山頂から見るパノラマビューがとても美しく、「コブナナが見つからないことなんてどうでもいいや」という気分になった。
(写真左、麓から見る野底岳; 右、山頂から野底崎方面をみる)