自然観察ウォーキング 鹿児島編
鹿児島に出張してきました。
1.5日程度しか滞在できまでんでしたが、仕事の合間に自然観察ウオーキングに出かけました。
とはいっても、1時間ばかり山道を歩いただけです。
鹿児島市内
何気ない山道ですが、さすが南国 鹿児島です。
いろんな昆虫をみることができました。
山道にはハンミョウが飛び交い、「ミチオシエ」の別名どおり、ワタシを先導するかのごとく山奥へと誘います。
「こちらへ、おじゃたもんせ」 そんな風に呼ばれた気がしましたが、幻聴だったかもしれません。
まず出会ったのは、アマミナナフシです。
葉の裏にじっと隠れていました。
容易にみつけることができたのは、毎日ナナフシと接し、ナナフシ発見力がアップしているからでしょう。
合計3匹のアマミナナフシを見つけましたが、いずれも幼虫(後期)でした。
さて、嬉しかったのは、このムシに会えたことです。
鹿児島のトゲナナフシ!
「おいどんは、ほんのこち嬉しかよお〜」 思わず心の中で叫んでしまいました。
採集はせずに写真を撮るだけにしましたが、別れが名残り惜しかったです。
海の向こうにぼんやりと浮かぶ桜島が、悲しみのあまり余計に霞んで見えました。
トゲナナに会えて喜んでいたら、すぐに次の出会いが待っていました。
鹿児島のコフキコガネです!!
「こん国は〜 どげんなっとるですかーい」
コフキコガネ愛好家(こふきもの)であるワタシに、これ以上の喜びはありません。
残念ながら既に息絶えたコフキでしたが、見れただけで大満足です。
しかし、コフキに出会ったあとに、さらなるサプライズがあるとは思いもよりませんでした。
鹿児島のコカブトムシです!!!
「はげ〜、鹿児島、わっぜ好きだべさ。 」
側溝で紫色の小さな果実に一心に噛り付いていました。
コカブトは、マイナー昆虫好きのワタシのお気に入り甲虫です。
コカブトが果実を食べているのは意外でした。
たしかコカブトは死んだ昆虫などを食べ、チーズトラップにも誘われるどちらかといえば肉食系昆虫だったはずです。
果物+チーズのトラップを試してみると面白いかもしれません。
色々な昆虫に会えて、実に有意義な鹿児島出張でした。
言い忘れましたが、鹿児島の人たちも明るくてよい人ばかりでした。
まこち、あいがとさげもした(本当にありがとうございました)。