ポーチト・イチジク
先日、イチジクをくれた友人が、さらに30個くらいのイチジクを持ってきてくれました。
「おまえがあんまり嬉しそうやったから、もっと持ってきてやったぞ」
数日も置かずにこんなにたくさんのイチジクができるなんて、彼の菜園にはどんなに大きなイチジクの木があるのでしょうか。
このイチジク、大変おいしくて大好物なのですが、日持ちしないのが難点です。
冷蔵庫に入りきらないので、常温で実と実が少し重なりあうように一晩置いたら、いくつかがくちゃっと柔らかくなってしまいました。
一度にたくさんのイチジクは食べきれないので、硬いものは半分に切って冷蔵し、柔らかいものは過熱して調理することにしました。
砂糖を多量に使うと血糖が上がり太りそうなので、ラカント(ローカロリー甘味料)を使って料理することに。
低糖質ダイエットのレシピは、江部康二先生・釜池豊秋 先生・牧田 善二先生などたくさんの専門家が監修された本がありますが、今回はカッコをつけて欧米風でいってみましょう。
アトキンスダイエット(欧米の低炭水化物ダイエット)のレシピ本に、たしか果物のレシピが載っていたはずです。
The Illustrated Atkins New Diet Cookbookをみてみると、ポーチトピーチというのがありました。実にシンプルなレシピなので、簡単にイチジクに応用できそうです。
大匙3杯(45ml)の水を加え、ごく弱い火で20分程度加熱。
焦げるかと心配しましたが、イチジクから水分がでるので大丈夫でした。
イチジクが柔らかくなったら大匙1杯のラカントを加えて溶かし、
ポーチトイチジク(porched fig)の完成です。
普段はあまり料理をしないワタシでも簡単に作れちゃいました。
まずは少し暖かいままで食べてみます。
・・・うまい!!
穏やかな甘みと爽さやかな酸味が口の中に広がります。
しっとりとした果肉が舌に乗ったかと思うと、プチプチとした食感がさらに加わります。
続いて、冷たくして自家製の豆乳ヨーグルトに乗せてみました。
これも最高でした。
いろいろな果物に応用が利きそうですね。
我が家の定番料理になりそうな予感がします。
ベストセラーのダイエットクッキングブック。本のはじめに低糖質ダイエットについて簡潔にまとめてありますし、その後のレシピ集は写真をみているだけで楽しいです。英語の本ですが、ダイエットに関心のある方は読んでみてはいかがでしょうか。