コガネムシが世界を救う(かもしれない)

3年間飼育しているニホントカゲさん。飼育開始してずっとコオロギを主食としてきました。このコオロギ飼育なんですが、あまり楽しくないんですよね。どれだけ工夫しても臭いが気になる。

 

ところが、この冬は救世主が登場しました。それは・・・

コガネムシ(アオドウガネ)幼虫です。

 

おかげで半年以上、コオロギを飼わずに過ごすことができました。ミールワームとカルシワーム(乾燥)もときどき使いながらの飼育です。

 

アオドウガネの成虫は飼育が容易で、いろいろな種類の葉を食べてくれるし、幼虫は腐葉土だけで飼育可能です。未来の蛋白源として無限の可能性を秘めた昆虫と申せましょう。

 

最近、いろいろなコガネムシを飼育しているのには、そんな理由もあるのです。もっとも、ニホントカゲさんのためだけではないのです。現在の世界情勢は不安定で、気候変動リスクもあって、近い将来食糧難を来す可能性があります。もし食料が得られない危機的状況となったら私はきっとコガネムシ幼虫を蛋白源として使うでしょう・・・

などと妄想に浸っていたのですが、先日みた映画「ブレードランナー2049」では未来の農園でコガネムシ幼虫が飼育されていました。

 

ブレードランナー 2049

ニホントカゲのためだけでなく、人類のためにコガネムシの生態についての知見を深めようと固く心に誓いました。