スカーフェイス 

10月某日。曇り。20:30〜21:00。気温21℃、水温19℃。

 今日はよく働き、気分は爽快。心地よい疲れとともに帰宅途中、ちょっと自宅近くの小水路に立ち寄ることにした。

 ジッターバグをキャストして釣れたナマズは、45cmのスカーフェイス(傷のついた顔)。顔の傷はかなり強くて、左の口の端を3cmくらい切開してして、これをめくり返して接着したようになっている(写真は自粛)。記憶によれば、口の周囲に変形・傷があったナマズはこれで3匹目。

 興味深いのは、ナマズの口の変形は、生まれつきの先天的なものなのか、それとも生きていく過程で刻まれた後天的なものなのか。50匹のうちの3匹(6%)というと、先天的なものとしては確率が高すぎるように思う。口の周囲以外の傷は見かけていないし。

 後天的なものとすれば、どうやって出来た傷だろう。もしかすると、動きのあるものに反射的に喰いついてしまう、ナマズの性質が招いた傷かも知れない。たとえば、ナマスが小さいときに、反射的にザリガニやモクズガニに食いついたら、逆に挟まれて大怪我を負ってしまったとか。

 自然界を生きるということは過酷だなあと思った次第です。

 ブラック・ジャック 1 (少年チャンピオン・コミックス) スカーフェイスといえば、この人。手塚マンガの金字塔。