日本人だから小さいのが好き

8月某日。晴れ。気温27℃。20時。

 久しぶりにジッターバグを封印を解くことにした。3/8oz.のジタバグを携えて福井市内の用水路へ。この水路は非常に藻が多いポイント。

 アタック散発するも、なかなかヒットしなかったが、ようやくガポ・ググーッときた。ワタシのなかでは大きい部類に入る60cmのナマズをキャッチ(93匹目)。

 

 その後キャストを続けていると、藻が茂っている場所を通過したときに小さなカポカポッというアタック。ウグイでも掛けたかなと思ったが、キャッチしてみると15cmの小さなナマズ(94匹目)。

  

 この小ささは個人的な最小記録である。先に釣った60cmよりもよほど嬉しい。自分の体より太いジタバグにアタックしてくるとは素晴らしいファイトだ。この小さいナマズは、藻のなかに潜んでいて、水面を通過したルアーにアタックしたのだろうか。

 それにしても、小ナマズがどのように生活しているのか非常に気になる。小ナマズが夜の水中を自由に泳いでいては、大ナマズに飲まれる可能性があるだろうから、藻の中や非常に浅い場所で食餌をしているのかも知れない。もしウルトラシャローな浅瀬に居る可能性があるなら、5-10cmくらいの浅瀬を探して小さなルアーを投げてみると面白いかもしれない。その際には小さいトップウォータールアーを自作する必要があるかな。

 ところで、以前に「親ナマズは子ナマズを喰らうか」で考察(妄想)したが、大ナマズが小ナマズを同族と認識して、咥えただけで飲まずにリリースする優しい習性があるかもしれない。こちらもナマズ研究の重要なテーマと愚考しますがいかがでしょうか。