春の河原を走る

 満開の桜の下を走ったら気持ちよかろうと、早朝の河原をランニングした。しかし、低気圧の影響で冷たい強風が吹き、かなり寒かった。普段は散歩やジョギングをしている人が多い河川敷だが、今日は人影がまばら。

 
 強風で桜の花が散り、葉が少し出てきていた。ちなみに桜の葉はナナフシの良い食草である。走りながらも常にナナフシのことを考えているのが、ナナフシストだ。ナナフシストは、心の枝葉に一匹のナナフシを住まわせているのです。

 
 ノイバラのような植物が河原に生えているのも発見。ノイバラもまたナナフシの食草だ。以前に観察した茎が直立したノイバラとは違い、つる状に地面を這っている。調べてみたが、同じノイバラで樹形が違うだけなのか、違う種類(テルハノイバラ?)なのかよく分からない。葉が茂った頃に、もう一度観察してみよう。