ニホンヤモリ飼育の床材を考える

ニホンヤモリの飼育ケースの底に、床材を入れるかどうか。
それが今回のテーマです。
ヤモリは壁面で活動することが多いので、床材は必ずしも必要ではありません。
でも、床に何か敷いておくと掃除が楽なんですよね。


  壁の上のヤモリ


最初はキッチンペーパーや、コーヒー用フィルターを下に敷いていたのですが、
エサのコオロギやヤモリ自身が下に潜りこんでしまって
観察の楽しみが失われるという難点がありました。


  床材あり


その後、ケースの底に何も敷かずに飼育を行いました。
床材なしだと観察はしやすいです。
しかし、ヤモリの排泄物がケースに直接くっつくのが気になります。

 
  床材なし


今日から少し違う方法を試してみることにしました。
キッチンペーパーを少し湿らせて、飼育ケースの底の形に合わせて押し固め
乾燥させてからヤモリを入れる方法です。
このやり方だと、コオロギやヤモリが下に潜りこみにくいように思います。


  


しばらくこの方法を続けてみます。



(追記:2017/07/30)
このページを訪れる方が多いようなので、追加情報を記しておきます。

キッチンペーパーを湿らせて押し固める方法をしばらく続けたところ
ヤモリさんはシェルターの中に居つくようになりました。
今では、押し固めなくても下に潜ることはありません。
シェルターに定着するまでの一時的な方法として使うと良いかもです。

コオロギはペーパーの下に潜りこむとヤモりさんが見つけられないので
返しつきのエサ入れに入れています。


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