汝、ウンコにまみれて生まれるべし
ニホンヤモリ(ヤモさん)が
無精卵らしきものを産んでいます。
そういえば、これまでヤモさんの
性別を気に留めていませんでした。
過去のヤモさんフォルダを探してみると
ヤモさんの股間の写真がでてきました。
オスには、2個の半球状の隆起(タマタマ)があるようですが、
うちのヤモさんのようなメスには総排出孔があるのみです。
総排出口とは、産卵口と肛門がいっしょになったようなものです。
「えーっ、ヤモリって不潔な動物ぅ〜」
と思われるかもしれませんが、
ニンゲンだって似たようなものですね。
最近は、腸内細菌叢というのが注目されていて、
親から子へ腸内の有用細菌が手渡されると考えられています。
ニンゲンの出産口と肛門が近いのは
腸内細菌の譲渡に好都合という利点があるようです。
ヤモさんの場合はどうなんでしょうか?
ヤモさん達、爬虫類は卵で生まれてきますが、
卵にこびり付いたウンチから腸内細菌を受け取るのでしょうか。
だれか詳しい人がいたら教えて欲しいです。