2020年もコフキコガネを飼ってみます。
夏季休暇中にコフキコガネ採集に行ってきました。
お盆を過ぎた8月20日だったので時期が遅すぎるかと思いましたが、
灯火採集で4匹(2オス2メス)をゲット。
早速、飼育セットを組みました。
餌はプラタナスの葉です。
床材には赤玉土を2㎝程度に浅く敷きました。
しかし、死期がすでに近づいていたのか翌日には3匹がお亡くなりに・・・
残された1メスは、背中の粉が残っているフレッシュなコフキさんなので産卵に期待が持てます。
プラタナスの葉を食べるコフキさん。
先日の朝、霧吹きのためにプラケースを覗いてみると
コフキさん、産卵していました。
お尻から卵がでるところも激写!
産卵数は38個でした。
2個がすでに潰れていたので、残りの36個を孵化容器にセット。
湿らせた園芸用オアシスに窪みをつけたものです。
2週間もすれば初令幼虫が孵化してくるはずです。
これまでサツマイモを餌として幼虫を育てましたが、成虫まで育ったのは1匹のみでした。
今年は少し方法を変えてみるつもりです。
ところで、卵を産んだコフキさんは翌日には他界してしまいました。
2020年の成虫飼育はわずか7日間のみでした。
はたして、幼虫は育ってくれるでしょうか。
【追記メモ】
孵化容器はタッパーで作りましたが、蓋の開閉をするときに卵が飛び跳ねそうになります。そっと開け閉めできるタイプのものを使ったほうがよかったようです。今回は、タッパーと蓋の間にサランラップを挟んで応急処置しました。
【追記メモ20200920】
産卵したコフキさんは、海岸近くで灯火採集したのですが、どうもオオコフキコガネのようですね。大柄でもっさり体形をしていました。スーパープリチーなコフキコガネとは違いますが、飼育を続けます。