ナナフシ

お花見ジョギングのおまけ

咲き誇る桜の花は見事ですが、路傍の草花も魅力的でした。 菜の花の周りにはモンシロチョウが飛び交っていました。 よく路傍に見かける花ですが、なんという植物でしょうか? 後日、調べてみます。 タンポポは、もう種を飛ばしています。 つくしです。 おひ…

2代目コブナナフシの誕生

1週間ぶりに卵ケースを開けてみたら、 コブナナフシの幼虫(写真左)が孵っていました。 オスがいない状態で産卵された卵でしたが、 コブナナフシはメスだけでも繁殖できるんですね。 8月に産卵された卵なので、約3か月で孵化したことになります。 保管場…

トゲナナを探せ Part 2

秋も深まり、ずいぶんと朝が冷え込むようになってきました。 早朝に少し時間があったので、福井市内の山道を走ってみました。 ランニングの途中で道端の葉上にトゲナナフシを発見。 どこにトゲナナがいるかわかりますか? 正解は下にあります。 最初の写真の…

三代目とげぞう誕生?

秋も深まり、飼育していたヤスマツトビナナフシが死んでしまいました。 ケースの掃除と卵の回収をして、卵ケースを覗いてみると 予想外のものが目に入ってきました。 小さなナナフシ幼虫です。 体長は13mm。 トゲナナフシみたいですね。 初代から数えて3…

コブナナフシの産卵

飼っているコブナナフシ、成虫になって1ヶ月が経ちました。 ワタシの飼育ケースには現在メスしかいないのですが、 メスだけでの繁殖(単為生殖)の可能性も少しはあるかなと希望を持っていました。 ちなみに、「ナナフシのすべて」には「コブナナフシは原則…

ヤング≠アダルト:コブナナフシ

先日の話なんですけどね。 いやあ〜 すごくびっくりしましたよ。 何がって、コブナナフシの姿の変化にです。 もとは、こんな姿でした。 コブナナフシは孵化から1年半も経つのですが ほとんど姿に変化がないので、毎日霧吹きをしながらも 半ば存在を存在を忘…

ときめきナナフシ片づけ法 5 −新・たまごボックス−

人生がときめくナナフシ愛好家のための片づけの魔法、略して「ときめきナナフシ片づけ法」。さあ、今日も張り切って片づけちゃうぞ。 「こんまり」こと近藤麻理恵先生、すっかり有名になってしまいましたね。本が、外国でもベストセラーに。TIME誌の「世界で…

トビナナの正体 Micadina yasumatsui

昨日の夜、トビナナフシの飼育ケースを覗いてみたら、 たまごが一個だけ産み落とされていました。 たまごを取り出して デジカメで撮影して拡大してみると・・・ ゴツゴツとした荒い網目模様が見えます。 ヤスマツトビナナフシのたまごですね。 これで、トビ…

モドキじゃないのよ トビナナは

5月に採集したナナフシ幼虫、 ナナフシモドキと思い込んでいたんですけど、 飼っているうちになにかオカシイと 思ったんですよね。 5月6日 幼虫 よく見てみると、触角も長いし モドキであるはずがない。 どうもこれはトビナナフシじゃないかと思いながら 飼…

ナナフシモドキの幼虫採集2015

5月6日にモドキ幼虫の採集に行った時の報告です。 場所は福井市内の実家近くの林。 ナナフシは、薄暗い林の奥ではなくて、比較的明るい林縁に居ることが多いです。 採集方法は、100円ショップのビニール傘2本を使っての、ビーティング。 クヌギのひこばえを…

激おこ映画批評 - ホビット 竜に奪われた王国 -

先日、映画「ホビット 竜に奪われた王国」をDVDで観ました。 「ホビット」は大ヒットした「ロード・オブ・ザ・リング」の前日譚です。 ホビット族のビルボー・バギンズと13人のドワーフ、そして灰色の魔法使いガンダルフの冒険の旅が描かれます。 「竜に…

古きクサイチゴ枯れるべし

冬のナナフシ食草として、便利なクサイチゴ。 夏の間は、主にコブナナフシ幼虫に食べてもらっています。 ベランダに鉢植えしているクサイチゴです。 春から初夏、開花し実を付けた後、剪定はせずに放置していました。 ずいぶんと枯れ枝が目立っています。 全…

愛、アマミ・・・ナナフシ

昨日、アマミナナフシのメスが天に召されました。 エサを替えようと飼育ケースを開けてみると、床に横たわり動かなくなっていたのです。 在りし日のアマミメス(中央) アマミのオスだけが一匹残されました。 二匹は昨年11月に石垣島で採集したナナフシです…

レモンリーフ、6か月後

ナナフシ食草として、レモンリーフとモミジイチゴ、クサイチゴを使っています。 このレモンリーフですが、非常に保存性に優れています。 湿らせて食糧保存バックに入れておくだけで、いつまでも傷むことなく使えます。 6か月前(1月)に冷蔵庫の野菜室に入れ…

とげぞう、産卵はじめたってよ

成虫になったトゲナナフシが卵を産み始めました。 卵です。 卵の親は、昨年野外採集したトゲナナの子供です。 何代目か分かりにくいので、仮に初代を「とげぞう」と名付けておきましょう。 卵の親は2代目とげぞう、卵から生まれるナナフシは3代目とげぞうと…

自然観察ランニング - ナナフシ食草編 -

しつこいようですが、ランニング報告を続けます。 今回のランニングの目的は、クワガタ探索とドバミミズ観察、 そして3つめがナナフシ食草のチェックでした。 路傍の草木をちら見しながら、河原を走っていきます。 砂地にノイバラが枝葉を伸ばしていました…

Can you find the stick insect?

ナナフシを探せ! 世界に発信しちゃうぞ! There is a well-hidden sitick insect in this picture. Can you find it?Picture by: kimi Date: June 22th, 2014 Location: Fukui, Japan Level: Difficult If you cannot find it, check the magnified picture…

トゲナナを探せ

世界中で大人気の「ナナフシを探せ」。 今回は、日本のトゲナナフシ・バージョンです。 難易度:ややムズ いかがですか? 実は、今日仕事帰りに近くの小山に寄ってみたところ、路傍の草むらでトゲナナフシ(幼虫)を偶然見つけたのです。 幼虫を見つけたのは…

トゲナナとコブナナ

トゲナナとコブナナ、同じころに孵化したのに、ずいぶんと大きさが異なります。 トゲナナの成長は早く既に成虫になったようですが、 コブナナはずいぶんゆっくりとした成長でまだ小さい幼虫のままです。 成長の軌跡を振り返ってみましょう。 4月下旬 2月上旬…

長持ち、レモンリーフ

日照時間が長い6月は、植物が大きく成長する時期。 なので、新鮮なナナフシ食草が容易に入手できます。 ですが、冬に購入したレモンリーフもまだ使っています。 1月中旬に野菜室に保存したレモンリーフを、今でも食草として使えるのです。 5か月経ってもまだ…

クヌギの発芽

昨年秋に拾ったドングリの、その後の経過です。拾ったドングリ(クヌギ)は、タッパーの中の湿らせた砂の上に置いて、野菜室に保存しました。春になったら鉢植えにしようと、楽しみにしていたのです。 クヌギのドングリ(2013) ところが、4月に取り出してみ…

トゲナナが大人になったようです

早朝にトゲナナフシの飼育ケースをみると、トゲナナフシが脱皮をしていました。 いよいよ成虫になったようです。 誕生から成虫まで約4ヶ月でした。 卵から孵化したトゲナナ幼虫は、すべて生存中です。 とても強くて飼育しやすいナナフシですね。

トゲナナフシの足の付け根

トゲナナフシはずいぶん大きくなって 体長(頭〜お尻)6cm位になっています。 たぶん終齢幼虫ではないでしょうか。 実は、トゲナナでちょっと気になっていたことがあるのです。 それは、飼育中のトゲナナの半分くらいで、足の付け根の色が変わっていることで…

クサイチゴの完全な果実

ベランダ栽培のクサイチゴの実にできそこないが多いことを先日書きました。 今日見てみると、完全な果実がいくつかできていました。 クサイチゴは2鉢栽培していて、片方だけ人工授粉を行い、もう片方には行わないませんでした。 数日しか行わなかった人工授…

コブナナフシはどこへ消えた?

現在、10匹あまりのコブナナフシ幼虫を中プラケで飼育中です。 コブナナフシは初齢からずっとクサイチゴの葉で育ててきました。 少しは他の葉っぱも食べてもらおうと、 ベランダ栽培のモミジイチゴを1枚だけ入れてみました。 何日かたってケースの中を覗いて…

クサイチゴの不完全な果実

クサイチゴの実がなり始めました。 でも、できそこないの果実ばかりなのです。 以前に人工授粉の話を書きましたが、 正直にいうと面倒になってしまって 3日ほどしか行いませんでした。 受粉の様子(4月中旬) よく探してみると、まだ若いですが 期待のもてそ…

発芽したモミジイチゴを鉢に植え替え

オアシスに種をまき、発芽したモミジイチゴです。 葉の縁がギザギザの小さな葉っぱが出てきました。 オアシスを切り離し、鉢に定植することにしました。 写真では小さくて見えにくいですが、中央がモミジイチゴです。 なお、周囲に生えているのは、タンポポ…

トビナナフシ幼虫の飼育はむずかしい(その3)

トビナナフシベビー(初齢幼虫)の飼育で気付いたことを記録しておきます。 トビナナ初齢が上へ上へと移動する習性があることは先日書きました。 おそらく、クモなどの外敵に合わないうちに、地表から樹を登り新葉へと素早く移動するためでしょう。 この習性…

トビナナフシベビーの飼育はむずかしい(その2)

トビナナフシベビー(初齢幼虫)は、とても小さくて弱々しいのに、 ものすごく速いスピードで動きます。 ヤスマツトビナナフシ初齢 トゲナナフシやコブナナフシの初齢幼虫は、指でつまむことが可能なくらい 丈夫な体をしていますが、トビナナフシでそんなこ…

トビナナフシベビーの飼育はむずかしい(その1)

ヤスマツトビナナフシ幼虫の飼育ケースです。 底深の保存容器を逆さまにして使っています。 エサはオアシスに挿したコナラ、クヌギ、クリの葉。 ヤスマツベビーが葉っぱを食べています。 トビナナフシの初齢幼虫の体は半透明なので 食べた葉っぱが透けて見え…